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大谷翔平は4打数無安打 ダルビッシュに3タコ2三振もリーグ優勝決定シリーズ進出

東スポWEB / 2024年10月12日 12時50分

初回、ダルビッシュ有に空振り三振を奪われた大谷翔平

ドジャースの大谷翔平投手(30)は11日(日本時間12日)に本拠地ロサンゼルスでのパドレスとの地区シリーズ第5戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数無安打、3三振だった。チームは2―0で勝って、対戦成績を3勝2敗とし、3年ぶりのナ・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

タティスが初球を打った三ゴロをE・ヘルナンデスが一塁に送球し、マンシーがミットを掲げると大谷はベンチ前で両腕を大きく広げて叫んだ。グラスノーらとタッチしながらマウンドへ向かい、歓喜の輪に加わった。

初回先頭、相手先発は右腕ダルビッシュ。初球は真ん中低めの95マイル(約153キロ)のフォーシームを見送り「ストライク」。2球目は外角低めにフォーシームが外れた。スプリットがボール、カットボールを空振り、カーブがボールでフルカウントの6球目、内角低めの87・4マイル(約141キロ)のスライダーに空振り三振。

2回にK・ヘルナンデスの一発で先制して迎えた3回一死無走者はカウント1―1からの3球目、内角高めの92・1マイル(約148キロ)のカットボールを打ち上げて三飛に倒れた。

6回一死無走者はカウント1-2からの4球目、外角の71・4マイル(約115キロ)のボール球のカーブにバットは空を切った。第2戦と同様、変化球で体を前に出されて自分のスイングをさせてもらえなかった。完敗だ。これでレギュラーシーズンを含めて11打数1安打、5三振となった。

T・ヘルナンデスのポストシーズン(PS)2号で2―0の8回二死無走者は3番手の左腕スコットと対戦。2球で追い込まれ、3球目の真ん中低めの100・1マイル(約161キロ)のフォーシームは何とかバットを当ててファウルしたものの、4球目の真ん中高めの99・1マイル(約159・4キロ)のフォーシームに空振り三振だった。

先発した山本由伸投手(26)は5回を2安打無失点と気迫の投球でPS初勝利をマーク。ダルビッシュとのPS史上初の日本選手同士の投げ合いを制した。1点リードの3回に連打で一死一、二塁とされるもタティスを三ゴロ併殺打に仕留めてピンチを脱出すると、4、5回は三者凡退で終え、6回から救援陣に託した。2番手のフィリップス、3番手のベシア4番手のコペック、9回を締めたトライネンと無安打継投だった。

戦前、米メディアはパドレス有利を予想。初戦を大谷のPS1号などで先勝したが、連敗で王手をかけられた。しかし、第4戦は打線が8得点と爆発、8人継投で無得点に抑えて逆王手をかけて本拠地に戻り、リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。相手はワイルドカードで勝ち上がり、PSでの5勝中、4試合が逆転勝利の〝ミラクル〟メッツ。大谷対千賀、山本と千賀の投げ合いも注目される。悲願のワールドシリーズ制覇へあと8勝だ。

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