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山本由伸がKO劇からの快投 大谷翔平に感謝「ポジティブな声掛けをたくさんしていただいた」

東スポWEB / 2024年10月12日 16時15分

シャンパンファイトに参加した山本由伸(代表撮影)

ドジャースの山本由伸投手(26)が11日(日本時間12日)、本拠地ロサンゼルスでのパドレスとの地区シリーズ第5戦に先発し、5回2安打無失点の快投を披露。ポストシーズン(PS)2試合目で初勝利を飾った。チームは2―0で完封勝利し、対戦成績を3勝2敗とし、3年ぶりとなるリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

負ければ今季終了という大舞台の先発マウンドを託された山本。ダルビッシュ有投手(38)とPSでは史上初めてとなる日本投手の先発としての投げ合いを制した。

初回からエンジン全開。10球で三者凡退に抑えて好発進すると、2回二死から6番・ボカーツに四球を与えた球はこの日、最速となる98・2マイル(約158キロ)を計測した。3回は連打を浴びて一死一、二塁のピンチを招いたが、タティスを三ゴロ併殺に打ち取った。4、5回とも2イニング連続で三者凡退に仕留めて任務を完了。ベンチ前でロバーツ監督と熱いハグを交わした。

試合後、山本は「前回しっかり仕事ができなかったので、また気持ちの面もしっかり切り替えて、技術の面もしっかり確認して今日、とにかくベストな状態でマウンドに上がれるように取り組んだ。試合が始まるまでどうなるか分からなかったけど、スピードが出ていたのはいいフォームでいい力感で投げることができていた。しっかり自分の仕事もできてチームも勝てたので本当にうれしいです」と安堵した表情を浮かべた。

パドレス戦は苦手にしていた。レギュラーシーズンは2試合に登板し、0勝1敗、防御率12・00と打ち込まれた。今シリーズでも第1戦で3回5安打5失点KO。「簡単には切り替えられなかった」と明かす山本の支えとなったのは仲間だった。「サンディエゴに行った時、キケ(ヘルナンデス)が誘ってくれて2時間ぐらいカフェで話をしたり。チームメートからも『信じているから』と。仲間のおかげ」と吐露。大谷からは「前回登板した後にたくさん声をかけてくださりましたし、今日もポジティブな声掛けをたくさんしていただきました」と山本は感謝した。

ロバーツ監督も「彼が試合の雰囲気をつくった。プロとしてのキャリアで多くの成功を収め、大きな試合で投げてきた。私は彼を信じていた。彼が大舞台にふさわしい活躍を見せてくれることも分かっていた。ワールドシリーズに向けて彼が波に乗るのが楽しみだ」と目を細めた。

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