好投報われずダルビッシュ有の今季が終了「シーズンが終わってしまうという実感がない」

７回、テオスカー・ヘルナンデスに本塁打を浴びたダルビッシュ有

１１日（日本時間１２日）、敵地でのドジャースとの地区シリーズ第５戦に先発したパドレスのダルビッシュ有投手（３８）が第２戦に続く好投。大谷を３打数無安打２三振に抑えるなど、７回途中２失点の成績で味方の反撃を待った。

だがこの日は強打で鳴らすパドレス打線が２戦連続でまさかの沈黙。相手先発・山本に５回無失点に抑えられるとド軍救援陣も打ち込めず０―２で無念の零封負けを喫した。

今季の戦いがすべて終わったダルビッシュは「悔しい。これでシーズンが終わってしまうという実感がない」と正直な気持ちを吐露。「チーム的にも２本目のホームランが痛かった。それがすごく悔やまれる。（大谷との対戦は）自分がいろいろ考えていたやり方がうまく出せた」と言葉を絞り出した。