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【別府競輪・GⅢ市制100周年記念事業】池野健太が本格化の兆し「何とかGⅢの決勝に…」

東スポWEB / 2024年10月12日 22時45分

池野健太はさらに上のステージを見据えている

別府競輪の「大阪・関西万博協賛 別府市制100周年記念事業 別府競輪GⅢナイター」は12日、2日目を開催した。二次予選7Rを制した池野健太(32=兵庫)は今期S級初優勝を飾るなど、その素質がようやく開花しつつある。もちろん機動力は準決でも見劣らない。

遅れてきた本物が、堅実に花を咲かせていく。「しれっと、ね(笑い)」。109期の在校1位の実績を誇るが、上位進出には時間がかかった。5月いわき平ダービーがGⅠ初出場で、8月名古屋で待望のS級初優勝をつかみ取った。落ち着いた口調で「回り道しましたが、これからGⅠに定着していけるように」と両足を踏ん張る。

二次予選7Rは上がりタイム11秒2の快速まくりで1着だったが「ホームで行くところがあった」と内容には納得していない。何より「近畿でしっかりやっていくためには」結果だけではないことを知っている。

内容を気にしつつも、やはり結果も大事。今期の勝ち星は2日目の勝利で「15」とすさまじい数字になっている。来年3月伊東GⅡウィナーズカップでの特選スタートも見えてきている。一段一段、前進してきている今「GⅢの決勝にはまだ乗れていないんです」ともう一段、歩みを進めたい。

準決11Rは内容を求め、ラインを生かす走りを心がけ、その上で決勝の切符を手にしてみせる。

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