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「ゴミではなく人に向き合う!」高田馬場駅前で清掃を続ける早大「ロータリーの会」を直撃

東スポWEB / 2024年10月13日 10時0分

「成果だと感じたのは、行政の方に『住民票がなくても区民ですから』という言葉をいただいたことですね。地域の方や他のサークル・団体も含めて、関わっていただける方の数は増えました」(平川さん)

その上で、ロータリーにゆかりのあるOB・OGの存在にも着目。10月に行われる卒業生向けのイベント「稲門祭」でこれまでの活動について発表できるよう、準備を進めている。

ゴミの量という意味では、コロナ禍が明けロータリーに賑わいが戻ったことが影響し、劇的な変化は生まれていないとのこと。平川さんは「会に入ったころは私がいる間に解決しようと思っていたんですけど、実際に動いてみるとなかなかうまくいかないと気づきました」と正直な心境を告白。それでも「仕方ないやとは思っていなくて。人とのつながりを作っていければ、いずれは達成できるのでは」と前を向く。三好さんも「ゴミではなく人に向き合う」というサークルのスローガンを強調。路上飲みや〝ロータリー文化〟を単純に否定してしまうのではなく、より多くの方に高田馬場に愛着を持ってもらえるよう活動したいと意気込んだ。

押しも押されもせぬ有名学生街、高田馬場。その玄関口にあるロータリーを愛する学生たちの活動はこれからも着実に続いていきそうだ。

☆わせだだいがくろーたりーのかい 2020年に発足した、高田馬場駅前ロータリーの清掃を行うサークル。平日朝を中心とした定期的な清掃の他、地域住民や企業、学生と協力した多角的な活動を行っている。

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