問題発言のキケ・ヘルナンデスが謝罪も…批判収まらず「満面の笑みで発言するとはなんて男なんだ」

ドジャースのキケ・ヘルナンデス（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

試合後インタビューで問題発言したとして批判が集中していたドジャースのキケ・ヘルナンデス内野手（３３）が謝罪した。キケは１１日（日本時間１２日）のパドレスとの地区シリーズ第５戦で先制弾を放ち、試合後の中継局「ＦＯＸ」とのインタビューで「これは生放送ですか？」と確認したうえで放送禁止の言葉をサラリと言ってのけた。

波紋が広がり、一夜明けて反省したキケは「ＭＬＢドットコム」に対し「昨夜、試合後のインタビューでパドレスとの非常に激しいシリーズを終えて私は本当に興奮してしまいました。深く後悔するような発言をしました。生放送で使うべきではない言葉を使ってしまいました。不快な思いをさせてしまった方がいたらお詫びいたします」と頭を下げた。

歓喜に包まれた中でのフライング発言だったが、インタビュアーのケン・ローゼンタール氏はあわてて退散。衝撃シーンが全米に流され、メディアも大きく報じた。「アルバット」のジョー・ゴンザレス氏は「ＭＬＢを怒らせること間違いなしの暴言。その前に〝生放送ですか〟と。キケはロサンゼルスでとても愛されており、ファンがこのプエルトリコ選手のために（代わりに）罰金を払う可能性もある。ＭＬＢがどんな決定を下すかは今後、明らかになるだろう」と伝え、「ボストン・グローブ」のダン・ショーネシー氏はＸで「生放送だと確信し、満面の笑みでＦワードを連発する。なんて男なんだ」と批判していた。騒ぎがチームに影響を与えなければいいが…。