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岩田翔吉が2度目の世界挑戦で悲願の勝利「勝てなかったら最後のつもりでリングに上がった」

東スポWEB / 2024年10月13日 18時21分

ベルトを巻き笑顔を見せる岩田翔吉

ボクシングのWBO世界ライトフライ級王座決定戦(13日、有明アリーナ)で、同級1位の岩田翔吉(28=帝拳)が3ラウンド(R)3分で同級2位のハイロ・ノリエガ(31=スペイン)を下し初戴冠に成功した。

1Rから岩田は鋭いジャブを突きながら距離を制する。これに対してノリエガからは左右のフックを返されたが冷静に対応した。2Rも飛び込んで距離を詰めながらフック、アッパーを打ってくる相手に右ボディーを打ち込むなどダメージを与えた。3Rも岩田は攻撃の手を緩めず、ジリジリと距離を詰めて終盤に右アッパーでアゴをとらえることに成功だ。そこからラッシュで最初のダウンを奪う。なんとか立ち上がったノリエガに攻撃の手を緩めず、一気に攻め込み右ボディーから左フックとつなぎトドメ。立ち上がれないノリエガを見たレフェリーが試合を止め、ラウンド終了のゴングと共に岩谷TKO勝ちが告げられた。

2度目の世界挑戦で悲願を果たした岩田は「2年前にすごく悔しい思いをして、そこから絶対にもっと強くなりたい思いで…。今日、腰にベルトを負けてすごくうれしいです」と2022年11月のWBO世界ライトフライ級王者ジョナサン・ゴンザレス戦の敗北を乗り越えての勝利に感慨深げ。勝因として「今までの試合の中で一番落ち着いて、普段の練習と変わらない状態でメンタルを入場から持ってこれたことが今日の勝利につながったかなと思います」と平常心で大一番に臨めたことだったと明かした。さらに「子供のころからずっと夢に見ていたのですごくうれしいです。今日、勝てなかったら最後のつもりでリングに上がったので、これからまたボクシングができることをうれしく思います」と背水の陣で臨んだ試合での勝利を喜んだ。

今後の展望を問われると「1人戦いたい相手がいます」と12日にIBF世界ライトフライ級新王者となった矢吹正道との対戦を希望する。「ライトフライ級に残ってもらって、ちょっと因縁がある相手なので試合したいと思っています」と話した。

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