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【新日本】内藤哲也とザック・セイバーJr.が頂上決戦へ火花 王者は〝アウェー〟想定も自信揺るがず

東スポWEB / 2024年10月13日 20時5分

調印式でにらみ合うIWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也(左)と、挑戦者ザック・セイバーJr.

新日本プロレス14日両国国技館大会のIWGP世界ヘビー級選手権で激突する王者・内藤哲也(42)と、挑戦者でG1クライマックス覇者のザック・セイバーJr.(37)が13日の前日公開調印式で火花を散らした。

近年はG1覇者が翌年1月4日東京ドーム大会で最高峰王座に挑戦する流れが続いていた。年内の頂上決戦を実現させたザックは「おそらく新日本で、シングルで一番、内藤と戦ったのは俺だと思っていて、明日のタイトルマッチは感慨深い。今の俺は内藤にリスペクトを欠かすことができない。この男は理由があって王者になっている」と明かしつつも「ただ正直、俺と内藤はもうすでにレベルが違っていて、俺は別次元のところにいる。今年、新日本内外で一番活躍したのは俺だと言い切れるし、新日本を世界に引っ張っていけるのは俺だけだと思っている」と揺るがない自信をのぞかせた。

両者の過去の戦績はザックの5勝7敗。「過去は精神的な部分で敗北を喫してきてしまった気がする。ただ、今の俺はまったく違うレベルのレスラーになっているので、それを明日、証明する」と豪語するザックにとって、今回が4度目(前身のIWGPヘビーを含む)の挑戦となるIWGP世界王座はまさに悲願だ。

「今まで何度も主張してきたように、IWGPはこの業界で最も重要で最も権威のあるベルトだと信じている。そして新日本は世界一の団体だ。明日の4回目の挑戦は俺のラストチャンスになると言ってもいいだろう。それゆえに負けは許されないし、負けるはずはないと思っている。明日の勝利でベストな選手であると証明する」と言い切った。

一方で迎え撃つ内藤は「約2か月前に行われたG1クライマックス優勝決定戦の試合後、会場中がザック・セイバーJr.を祝福するような雰囲気…あの雰囲気が印象に残ってます。なのできっと明日は7―3、8―2でザックセイバーJr.への歓声が多いんじゃないかなと予想してます」と珍しく〝アウェー〟の戦いとなることを想定。

「だからこそ勝ったら気持ちいいな、期待してる皆さまをガッカリさせることが楽しいなと、今現在思ってます。ザック・セイバーJr.には非常に申し訳ありませんが、明日のタイトルマッチに敗れ、悔しい気持ちのまま10月20日(日本時間21日)に英国で開催される母国での大会に凱旋してもらうぜ、カブロン」と逆境に目を輝かせた。

ザックからは「内藤の時代は両国で終わり」と痛烈な挑発も受けている。それでも「彼がどう思おうが、それは彼の自由なので何とも思わないですけど、時代を作るってなかなか難しいですよ。ただ勝てば時代が作れるかと言えば、そういうわけじゃないですし。しかも外国人のレスラーがチャレンジするって、それは楽しみだし、期待したくなってしまう気持ちも分かるので。そんな過去一強いザック・セイバーJr.と明日タイトルマッチをできるのが、すごく楽しみですよ」と余裕の姿勢は変わらない。

今後の新日本、そしてプロレス界を占う頂上決戦の行方はいかに――。

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