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【日本代表】三笘薫〝楽観ムード〟に警鐘「まだ3試合終わっただけ」…長友佑都も懸念「紙一重ではある」

東スポWEB / 2024年10月14日 5時1分

油断は微塵もないMF三笘薫

森保ジャパンをめぐる〝楽観ムード〟に、エースのMF三笘薫(27=ブライトン)らイレブンが警鐘だ。

日本代表は北中米W杯アジア最終予選が9月に開幕してから、中国戦で7―0、バーレーン戦で5―0と楽勝続き。これまで日本が未勝利で最大のヤマ場とみられたサウジアラビアとのアウェー戦(10日、ジッダ)でも、相手にまったく決定機をつくらせず2―0と完勝した。

もはやアジアでは敵なしの状況で、あとは8大会連続のW杯出場が決定するタイミングだけが焦点とも言えるほどの強さ。しかし、3連勝のロケットスタートによる〝お祭りモード〟にイレブンは油断を排除しようと躍起だ。

13日の練習後、三笘は開幕3連勝の強さについて問われると「本当に毎試合勝たないといけないと思っているし、まだ3試合終わっただけなので、一喜一憂せず。次も勝たないと、そういう話も出ないと思う。毎試合勝っていくことだけに集中すれば見えてくると思うけど…。本当に、3試合で話すところではないと思っている」と厳しい表情でクギを刺した。

また、幾度も修羅場をくぐり抜けてきた大ベテランのDF長友佑都(FC東京)も、ザックジャパンを例に挙げつつ「あの時は本当にキャラの濃い選手が多いなと。みんなギラギラしていたし。ただ、痛い目にもあっている。自信が過信につながっていたなとか、紙一重ではある。そのへんは自分が痛い目にあっているので、そこは引き締めという部分も含めて、若い選手たちには経験を伝えたい」と懸念。「自信なのか過信なのかはなかなか難しい判断。ただ研ぎ澄ませてコントロールはできるので、前よりかは」と指摘した。

外野で楽観ムードが漂い始めても、イレブンたちはむしろ勝ってかぶとの緒を締める姿勢で、しっかりと緊張感を保っている。

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