【阪神】藤川球児ＳＡの新監督就任を正式発表 近日中に会見へ

藤川球児SA

阪神は１４日、藤川球児球団本部付スペシャルアシスタント（ＳＡ）が、来シーズンから指揮を執ることを正式に発表した。会見は近日中に行われる見込み。

藤川ＳＡは、高知商高から１９９８年ドラフト１位で阪神に入団。入団当初は先発だったが、第一次岡田政権の０５年には、中継ぎとして８０試合に登板し、最優秀中継ぎ賞を受賞するとともに、リーグ優勝に貢献。久保田、ウイリアムズとともに、勝利の方程式「ＪＦＫ」を形成し、虎党を沸かせた。

１３年から米・大リーグでプレーし、１５年途中から四国ＩＬ・高知に加入。１６年に古巣・阪神に復帰し、２０年に引退した。０７、１２年には最多セーブのタイトルを受賞するなど、日米通算６１勝３９敗、２４５セーブ。

現役を退いてからは、コーチ経験こそないものの、編成に携わりながらキャンプでは若虎たちに指導を行っていた。これまでの幅広い知見を生かしてチームを率いる。

チームは前日のＣＳファーストステージで敗れ、２年連続日本一の夢はついえた。岡田彰布監督（６６）の今季限りでの退任は、６日に発表されていた。