ドジャースに大敗のメッツ 地元NY紙がリンドアに泣き「急げ。彼のバットにかかっている」
東スポWEB / 2024年10月14日 16時30分
ドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦(13日=日本時間14日)に臨んだメッツは0―9で大敗を喫した。
なす術もなかった。先発した千賀が制球難に苦しみ、2回途中までで2安打4四球3失点の大乱調。その後、4投手を投入したが、4回の3失点で中押し、8回の3失点でダメ押しされた。初回から主導権を手放したとはいえ、打線も低調だった。相手先発のフラーティに7回無失点の好投を許し、零封リレーを食らった。わずか3安打、6イニングで三者凡退に封じられた。敵地ドジャー・スタジアムでの初戦は完全なる防戦一方で終えた。
今シリーズは4戦先勝の7回制で行われるが、投打に冴えない内容と結果で地元には早くも危機感が漂っている。「ニューヨークポスト」(電子版)は「フランシスコ・リンドアにはメッツのすべてを一気に変えるチャンスがある」との見出しで「大敗したメッツはすぐに活気を取り戻さなければならない。リンドアはそれを実現させる最有力候補であるだけでなく、(第2戦でドジャースの)デーブ・ロバーツ監督が先発にどのリリーバーを選ぼうとメッツの先頭打者となる彼が第一候補だ」とした。
「1番・遊撃」で先発出場したフランシスコ・リンドア内野手(30)は3打数無安打(1四球)。リンドアに限らず、スタメンで出場した5番までの上位打線が全員無安打に終わったとあって〝焦り〟も見え隠れする。
「リンドアがその答えを出さなければならない。急げ。それは彼のバットにある。これまで通り、彼の肩にかかっている」
今季は33本塁打、91打点を放つなど大谷翔平投手(30)とリーグMVPを争うライバルと目されてきた。同紙でも「メッツのためにあらゆることをしてきた」とたたえているが、〝リンドア頼み〟の状況となっている。
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