【阪神】藤本敦士内野守備・走塁コーチは〝藤川阪神〟に残留 今岡真訪打撃コーチは退団

左から藤本コーチ、今岡コーチ

終戦から一夜が明け、阪神コーチ陣は、１４日に兵庫・西宮市内の球団事務所に集結した。

藤本敦士内野守備・走塁コーチ（４７）は、「来年もう１度阪神球団のためにやるということです」とチームに残留することを明かした。正式に就任が発表された藤川球児新監督（４４）とは、現役時代のチームメート。第１次岡田政権の２００５年には藤川氏が勝利の方程式「ＪＦＫ」の一角を担い、藤本氏は〝恐怖の８番〟として活躍。チームをリーグ優勝に導いた。

一方で、今岡真訪打撃コーチ（５０）は、任期満了で退団することが決まった。現役時代は０３に首位打者に輝き、０５年にはＮＰＢ歴代３位の１４７打点をマークするなどリーグ優勝に貢献。阪神二軍打撃兼野手総合コーチ、ロッテの二軍監督、ヘッドコーチを経て、２３年の岡田彰布監督（６６）就任と同時に虎内閣に再入閣していた。

チームはＣＳファーストステージ第２戦・ＤｅＮＡ戦（１３日、甲子園）に敗れ、今季の全日程が終了した。球団初の連覇と２年連続の日本一を達成することはできず。また、昨季チームをリーグ優勝＆日本一に導いた岡田監督は今季限りでの退任がシーズン終了後に発表されていた。来シーズンは新指揮官の下、新たなメンバーで王座奪還を目指す。