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【陸上】泉谷駿介 来年の世界陸上で異例〝二刀流〟…ハードラーが走り幅跳びに挑戦するワケ

東スポWEB / 2024年10月15日 11時30分

来年の「世界陸上」で、パリ五輪の雪辱を狙う泉谷駿介

〝二刀流〟で夢を届ける。スポーツ庁などが主催する「スポーツ祭り」が14日に都内で行われ、男子110メートル障害の泉谷駿介(24=住友電工)が陸上教室に参加。取材に対し「子供たちの元気が良かったので、僕も元気をもらえてフレッシュな気持ちになった」と声を弾ませた。

110メートル障害で日本記録を持つ泉谷は、パリ五輪で準決勝敗退に終わり「結構ナイーブな気持ちにもなった」。それでも、帰国後は9月に全日本実業団対抗選手権(山口)の走り幅跳びで3連覇を達成。来季に向けては「(110メートル障害と走り幅跳びの)2種目やろうと思っている」と前例のない挑戦に挑む覚悟を明かした。

全日本実業団対抗選手権ではパリ五輪5位相当の8メートル14センチをマークし、走り幅跳びのパフォーマンスに手応えを感じている。「毎年全日本実業団に出場して、走り幅跳びの1本目から毎回自己ベストとかで跳べている。それを五輪や世界選手権でできたら2種目いけるかもと感じた。挑戦してみたい思いが強いし、どんな結果であってもやってみたい」と力を込めた。

東京で開催される来年の世界選手権に向けては「今季は結構悔しい思いをしたので、それをぶつける場だと思っている。ちゃんと2種目をやるなら成功させたい。決勝に残っていい結果を出せるように頑張りたいし、メダルは取りたい」。

多くの子供たちの来場も見込まれる自国開催の大一番で、憧れの存在となる。

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