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那須川天心が初タイトル奪取も「喝だ!!」 ボクシング素人・青木真也が〝ダメ出し〟する理由

東スポWEB / 2024年10月15日 11時30分

ジェルウィン・アシロ(左)を判定で下した那須川天心

神童に〝喝〟だ。ボクシングのWBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦(14日、東京・有明アリーナ)で、同級1位の那須川天心(26=帝拳)が、同級2位ジェルウィン・アシロ(23=フィリピン)に判定3―0で完勝した。KOならずもボクシングへの順調な適応ぶりで世界挑戦も見えてきた神童の戦いを〝ナスガワ(那須川)ウォッチャー〟を自称する格闘家・青木真也(41)はどう見たのか。忖度なしにぶった斬った。

那須川は1ラウンド(R)からジャブを効果的に繰り出し、ペースをつかむ。カウンター狙いで大振りのパンチを放つ相手に決定打を許さず、素早いステップを刻みながら顔面とボディーにパンチを当ててダメージを蓄積させた。

柔らかい動きを見せる相手を攻めあぐねる場面も度々あったが、9Rには左ボディーでダウンを奪うことに成功。そこから攻撃の手を緩めず鼻から出血させた。最終10Rには偶然のバッティングで左まぶたが切れて流血するアクシデントもあったが、これに慌てるそぶりも見せず判定3―0で完勝した。

試合後は「無事にアジアのベルトを巻くことができました」と笑顔を見せ、来年の世界タイトル挑戦の意向を宣言した。試合を振り返って相手のテクニックに手こずる場面があったと認めつつ「落ち着いて自分のペースで戦えたかなと思います」と収穫を得たことに満足げ。さらに、まぶたのキズに手を当て「俺の大事な顔に傷つけやがって。顔で売ってるのに…」といたずらっぽく冗談を放った。

この試合を配信で観戦した青木は「神童はやっぱりすごいな。腰が重かった。俺は〝一部報道のお相手〟にのみ込まれて腰が軽くなってないか心配だったんだよ」と老婆心むき出しに声をしゃがれさせる。そして「それはそれとして、俺みたいなボクシング素人が〝那須川天心の試合〟っていうだけでこうして見ている時点で、ナスガワさんの勝ちなんだ。俺みたいなボクシング素人でも〝那須川天心の表現〟は見たくなるんだ」とメガネを光らせた。

だが、試合については「〝喝〟だ!! だってぶっちゃけ、しょっぱかっただろ!!」と手のひらを返す。その理由を「俺はいつも『那須川天心のボクシング』を見てるんじゃなくて『ナスガワ vs ボクシング』を見てるんだよ。そういう意味で、今回は〝スポーツとしてのボクシング〟に格闘家の那須川天心がのみ込まれていただろ。今までと正反対っていうかさ。〝スポーツ〟に付き合ったから、しょっぱくなったんだ」と指摘した。

それでも「最終ラウンドの流血は、神童の意地だったんだろう。まさに天然のテストステロンだ。あれこそ、神童の神童たるゆえんだよね。今回の黒幕は大仁田厚だったんじゃないか?」と緊張感のある戦いの最後に流血という〝絵になるアクシデント〟を呼び込んだ那須川の運を絶賛。

最後に「それにしても、一緒にランニングしていた相手がMICHIKOじゃなくて、ホントに良かったよ」と意味不明なことを口走ると、通話を終えて取材を強制終了した。

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