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金メダリスト・清岡幸大郎が提唱する「レスリング+ライブ」での競技メジャー化

東スポWEB / 2024年10月16日 7時5分

金メダルを手にかめはめ波のポーズを取る清岡幸大郎

【取材の裏側 現場ノート】パリ五輪で注目を集めたブレイキンは、市内中心部のコンコルド広場で行われた。同所ではスケートボード、自転車のBMXフリースタイル、バスケットボール3人制も開催。若者に支持を受ける競技が、最高のロケーションでより魅力を増した。競技の普及、発展への効果は大きかったのではないだろうか。

華やかな印象を与えたこれらの〝都市型スポーツ〟とは対照的にパリ五輪後に競技の普及、発展について選手から切実な声が上がったのは伝統競技・レスリングだ。日本は金メダルを8個も獲得した一方で、選手からは「空席が目立つ国内大会を変えたい」「競技をメジャーにしたい」と改革への切実な思いが聞かれた。大会直後には選手が発起人となりサイン会も実施。約500人と交流した。4年に一度しかスポットライトが当たらない現状から脱却しようと必死だ。

競技を魅力あるものにするために、男子フリースタイル65キロ級で金メダルを獲得した清岡幸大郎(三恵海運)は一案を披露した。「格闘技ではアーティストのライブと一体型の大会がある。僕はレスリングでそれがしたいんです。レスリングの主催側になって、いっぱいエキシビションも組んで。アーティストのライブも織り込む。そうすれば、レスリングのファン、アーティストのファンの両方が来てくれて新しいファンが生まれるので」

実現すれば、確かに大いに盛り上がる。名所で大会ができなくても、工夫をすれば体育館でも若者を魅了する競技に生まれ変わることはできるだろう。選手の声を生かした、レスリング界の奮起に期待したい。

(スポーツ担当・中村亜希子)

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