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【陸上】サニブラウンが競技普及にかける思い語る「走る楽しさを伝えていきたい」

東スポWEB / 2024年10月16日 17時35分

母校を訪問したサニブラウン

陸上男子100メートルでパリ五輪代表のサニブラウン・ハキーム(25=東レ)が、競技振興にかける思いを明かした。

サニブラウンは16日、都内の母校・お台場学園港陽小学校を訪問。児童約450人と交流し、「もちろん(子供たちに)走る楽しさを伝えていきたい。最近はコロナ(ウイルス)の影響もあって、全体的にスポーツの人気が少し落ちてきている。スポーツに限らず健康的に体を動かすのが大事だし、その大切さも伝えていきたい」と考えを明かした。

5日に都内の国立競技場で行われた日本陸連主催のイベントに、パリ五輪女子やり投げ金メダルの北口榛花(26=JAL)、男子走り幅跳び代表の橋岡優輝(25=富士通)らと出席。また、13日には都内で、自身が主催する学生向けの陸上大会「DAWN GAMES」に橋岡と参加するなど、競技普及のために積極的に活動している。

「橋岡が一番仲いいし、そういうことをやるよという話をすれば彼も賛同してくれる。北口もそう。仲のいいトップ選手みんなで、どんどんやっていければ。身近な人からどんどん広げていって、陸上でトップでやっているほかの選手たちも、何か影響を受けてやってくれれば」と呼びかけた。

来年9月には国立競技場で、日本国内で18年ぶりに世界陸上が開催される。「来年東京で世界陸上があるので。子供たちや親御さんに、こういう小さなところから陸上に目を向けてもらうのが大事。世界の最前線で戦っている僕らが与えられる影響力は、おそらく引退した後と比べたら全然違う。自分からこういうことをもっとやっていければ」と強調した。

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