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【巨人】五輪レスリング金の日下尚が念願の始球式「オリンピックは緊張しなかったがマウンドで震えた」

東スポWEB / 2024年10月16日 19時5分

始球式を行ったパリ五輪金メダリスト・日下尚

パリ五輪男子レスリンググレコローマン77キロ級金の日下尚選手(23)が16日、CSファイナルステージ第1戦、巨人―DeNA戦(東京ドーム)で始球式を行った。

名前の「尚(なお)」にかけた「背番号70」のユニホームでマウンドへ上がり、右腕を振り抜いた。ボールは捕手・大城卓のミットにショートバウンドで吸い込まれると照れくさそうにマウンドを降りた。

熱烈なG党の日下は念願の始球式を「憧れのテレビでしか見たことないマウンドに立って、緊張しないと思ってたんですけど…。オリンピックは緊張しなかったんで。マウンドで片足になった時に軸足が震えてたんで、全然ダメでしたね。でも楽しかったです」と笑顔で振り返ると、「やっぱり夢は見ながら見るもんじゃなくて、昼間見るもんだなと思いました」と感慨深く語った。

始球式が決まってからは近所の公園で中学生から指導を受けていたという。「『ちょっと体の開きが早いんで、しっかりと壁を作れ』って言われて、結構投げ込んだんですけど…ダメでした」と笑顔で振り返った。

最後は日本一を目指す巨人に向けて「絶対優勝してください。僕を含め多くのファンが優勝を待ち望んでいるのでよろしくお願いします」とエールを送った。

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