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【パCS】ソフトバンクが貫禄の勝利 小久保監督は初戦を制しご満悦「むちゃくちゃ大きい」

東スポWEB / 2024年10月16日 22時40分

勝利し近藤(右)とタッチする小久保監督

パ・リーグの王者が貫禄を見せつけた――。16日のCSファイナルステージ第1戦(みずほペイペイ)はソフトバンクが日本ハムを相手に5―2で快勝。1勝のアドバンテージを含め2勝とした。

頼れる男が帰ってきた。9月に右足首を負傷した近藤は懸命のリハビリもあり徐々に練習を再開。しかし、患部の状態は一進一退の状況で、小久保監督が「最終決定はスタメン発表まで分からない」と話すなど出場可否の判断は当日ギリギリまで見極められた。

この日の試合前練習を終えた近藤は「(スタメンで)いけると思います」と一言。「5番・DH」で1か月ぶりにスタメンに名を連ねた。さらには1番に柳田が座るなどサプライズもある攻撃的なオーダーで決戦に臨んだ。

その威力はいきなり表れた。2回一死走者なしで背番号3の第1打席が訪れた。マウンドには相手先発・伊藤。今季4つの白星を献上した右腕に対して、5球目の変化球を捉えると打球はフェンス直撃の二塁打に。続く今宮が安打で一死一、三塁とすると、正木が三遊間を破る適時打を放ち1点を先制した。

これで勢いづいた鷹打線は伊藤をたたみ掛けた。同点に追いつかれた直後の3回、二死一塁から山川の適時二塁打で勝ち越すと、4回には今宮、5回には栗原にそれぞれソロ本塁打が飛び出し、試合の主導権を握った。決勝打について山川は「甘い球をしっかり捉えることができた」と話した。

打線は伊藤に対して10安打4得点。福岡での初戦に照準を合わせてきた相手エースを6回途中でノックアウトし、相手の勢いを完全に止めてみせた。

8回にも主砲・山川が「完璧です。自分の打撃ができた」と自画自賛するほどの特大弾が飛び出した。本塁打攻勢でパ王者の強さを見せつけた小久保監督は「いい先制をした後、効果的なホームランが随所に出たので、全体的には試合を優位に運べた。(初戦を制し)むちゃくちゃ大きいなと思う」とご満悦顔でうなずいた。頼りになる男の帰還もあり、残り2勝をつかみ取る。

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