【びわこボート・ＧⅡ秩父宮妃記念杯】沢田尚也が勝負駆けに向けて本体整備「変わってくれれば…」

整備に活路を見出すつもりの沢田尚也

ボートレースびわこのＧⅡ「第６８回結核予防事業協賛 秩父宮妃記念杯」は１６日、予選２日目が行われた。

２０２５年前期適用の級別審査期間も残すところ２週間。沢田尚也（２５＝滋賀）は１６日時点の勝率は７・０７で自己ベスト更新とＡ１復帰を確実にしているが「走っているのが一般戦だし、Ａ２でドリームにも乗らないから勝率が残せているだけッスよ」と馬場貴也の弟子らしく慢心は一切ない。

「秩父宮妃記念杯」は３回出場して２回、予選突破の好相性とあって予選突破はノルマともいえるが、現状の仕上がりには納得していない。「パッとしない。特にグリップ感や回ってからの押しがなくて、いいエンジンの感触はありませんね」。前節の吉川昭男が上位級の動きを誇った４１号機に首をひねるが「レース後にリングを替えたので変わってくれれば…。３日目は１日早い勝負駆けのつもりで頑張ります！」と地元期待の若武者が整備を施し勝負に出る。