【セCS】巨人の零封負けは〝想定内〟 菅野登板「勝負の2戦目」で実戦感覚を取り戻せるか
東スポWEB / 2024年10月17日 5時5分
セ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージが16日に東京ドームで開幕。ペナントレースを4年ぶりに制した巨人はDeNAとの初戦に0―2で零封負けを喫した。打線が冷え込み、優勝アドバンテージを含めて1勝1敗となってしまったが、阿部慎之助監督(45)をはじめとするチーム内に大きな動揺はないという。
DeNA投手陣を前に手も足も出なかった。先発した若きエース・戸郷が7回途中2失点と試合をつくったが、この日は打線が序盤からつながらなかった。0―1の5回一死から門脇が左前打を放つまで相手先発・ケイに無安打投球を許し、その後も得点圏まで走者を進められたのは7回の1度だけ。大きな見せ場もなく、散発4安打で無得点のままゲームセットを迎えた。
完敗の内容となったが、阿部監督は「いや、もう横浜のね。勢いを感じながらやることができましたね、今日」とあっさりとした様子。「あれだけ打てなくてもチャンスってできるんだなって思ったし。あそこで1本、ポコッて打っていれば…ってゲームだし。そこは短期決戦なんでね。みんなで打破していくしかないんでね。明日頑張りたいなと思います」と冷静に巻き返しを誓った。
チーム内からもこの日の結果を「想定内」とみる声は少なくない。シーズン最終戦となった2日のDeNA戦(東京ドーム)以降、フェニックス・リーグに参加した選手らを除く主力選手にとって、この日が2週間ぶりとなる本格的な実戦。あるチーム関係者は「直前で高いレベルの実戦をこなして乗り込んできたDeNA打線と違って、試合勘に乏しいウチの打線が冷えてしまうパターンはある程度想定していた」と明かし「戸郷や菅野が大崩れする可能性は少ないわけで、戸郷か(2戦目に予告先発予定の)菅野で少なくとも1勝できれば…という狙いはあった。あとはその間に打線が感覚を取り戻していければ」と展望を語っていた。
とはいえ、これで1勝のアドバンテージが相殺され、1勝1敗の五分に持ち込まれたことは事実だ。もくろみ通り、最多勝&最高勝率で投手2冠の菅野が持ちこたえているうちに攻撃陣が実戦感覚を取り戻せるのか。〝勝負の2戦目〟でも息を吹き返せなければズルズルといきかねないが、果たして――。
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