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【セCS】巨人に響いた〝実戦離れ〟と〝吉川尚輝の不在〟 それでも伊原春樹氏きっぱり「慌てる必要はない」

東スポWEB / 2024年10月17日 5時5分

6回、ケイ(右)に三振を奪われた岡本和真

【新鬼の手帳・伊原春樹】セ・リーグのCSファイナルステージ初戦(16日、東京ドーム)は優勝チームの巨人がわずか4安打で0―2の完敗。6回1安打無失点のDeNA先発・ケイに完璧に抑えられた。

今季のケイは巨人戦8試合に登板して1勝5敗、防御率4・64。ジャイアンツ打線が得意としている投手だった。四球を与えて崩れるのがケイの負けパターンだが、この日は要所でストライクが入り、打ち崩すことができなかった。

CSでは優勝チームが2位と3位チームが戦うファーストステージの間、待たされることになる。練習試合で調整しても本番とは違うだけに、打者が150キロ台の速球に対応するまでにはどうしても時間がかかってしまう。ケイのストレートには威力があっただけに、実戦から離れていた巨人の打者にとっては非常に難しい相手だったと思う。

そして吉川の不在も大きく響いた。左ろっ骨付近を痛めてCSには出場しないとのことだが、2点を追う8回に先頭打者の丸が右前打で出塁した後、吉川の代役として出場した2番・増田大は中飛に倒れて走者を進めることができなかった。あの場面、吉川が打席に入っていたらどうなっていたか。そう思ったのは私だけではないだろう。

初戦を落とした巨人だが、まだ慌てる必要はない。アドバンテージがあるから1勝1敗のタイになっただけ。2戦目から仕切り直しと割り切って考えていけばいいだろう。

(本紙専属評論家)

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