1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【セCS】DeNAナインを勇気づけた筒香嘉智の「雄たけび打」と山崎康晃の「貢献度」

東スポWEB / 2024年10月17日 5時5分

貴重な2点目をたたき出した筒香嘉智

この勢いは本物か。DeNAが16日のCSファイナルステージ第1戦(東京ドーム)に臨み、2―0で先勝。これでファーストステージから負けなしのCS3連勝とし、リーグ優勝のアドバンテージを持つ巨人を相手に早々と1勝1敗のタイに持ち込んだ。

4回に佐野恵太外野手(29)が放った先制ソロで試合前半から主導権を掌握。先発のアンソニー・ケイ投手(29)以下5人のマシンガン継投の勝ちパターンで快勝した。

試合後の三浦大輔監督(50)も「先のことよりも今日(力を)出しきるということ。全員がきょう勝つということに集中してよくやってくれました」と自画自賛だ。

下馬評は圧倒的にDeNAが不利。シーズンの対戦成績は8勝16敗1分けで、ケイも1勝5敗と相手の巨人にとっては一番の〝カモ〟だった。

しかも左ハムストリング肉離れで離脱した東に続き、この日は守護神・森原も右肩状態不良でベンチ外。そんなチームを勇気づけたのは1点リードの7回1死一、三塁の場面で左前適時打を放ち、貴重な2点目をたたき出した代打・筒香嘉智外野手(32)の「雄たけび打」だった。打球が外野に抜けると、ベテランは力強い咆哮とともに右拳を握りしめてガッツポーズ。

三浦監督が「あの場面、追い込まれながらも難しいボールをよく打ったと思います。やはり筒香が出てくると雰囲気がグッと上がる。ファンも盛り上がりますし、ベンチでも選手たちを鼓舞してくれますね」と絶賛する一方、筒香本人は冷静にこう言い切った。

「プレーヤーですので、フィールドでいいプレーをすることが第一。盛り上げ役とは思っていないです。(7回は)選手のみんなが作ったチャンスなので、ランナーを返すことだけ考えてました」

そうした中、かつての守護神・山崎康晃投手(32)の貢献度も見逃せない。阪神相手のCSファーストステージ第1戦(甲子園)では東の緊急降板後に1イニングを無失点に抑え、この日も2―0の7回に貴重な中継ぎ役を務めた。

「こういう(森原がベンチ外の)状況で戦えてるということは一つ大きなプラスになっています。自分の状態も後半戦からずっといいし、チームの力でここまで来れているのかなと思っています」

そう振り返った山崎は交代後、打のヒーロー・筒香と何やら熱心に話し込む場面も見られた。その内容については2人とも「話せない」と笑ってはぐらかしたが、短期決戦で日を重ねるごとにベイの一丸ムードが上がっているのは確かだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください