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大谷翔平MVP論争決着!米メディア重鎮記者はこう見る 焦点は3度目の満票かどうか?

東スポWEB / 2024年10月17日 10時55分

試合前にキャッチボールをする大谷翔平

【ニューヨーク16日(日本時間17日)発】ドジャースの大谷翔平投手(30)はメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズでヒリヒリした戦いを繰り広げているが、メッツのフランシスコ・リンドア内野手(30)とのMVP論争は決着したようだ。史上初の「54本塁打―59盗塁」を達成した圧倒的な成績はライバルの追随を許さず注目は大谷がDH専任では初のMVPに輝くかではなく、満票で受賞するかどうかだ。米メディアの重鎮記者の見立ては――。

打者に専念した今季の大谷の成績はすさまじい。史上初の「54本塁打―59盗塁」の金字塔を打ち立て、日本選手初のトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成するなど打撃11部門でトップに立った。文句のつけようのない成績だ。

それでも異論が上がったのは昨年9月に右ヒジを手術した大谷が今季は159試合全てDHで出場したからだ。1973年にア・リーグがDH制を導入して以降、DH専任のMVP受賞者はいない。

そこに遊撃手のリンドアがチームリーダーとしてメッツをプレーオフに導く活躍を見せたため、メッツの本拠地ニューヨークの地元紙ニューヨーク・ポストを中心に東海岸メディアが「リンドアこそMVP」「大谷は守っていない」と主張した。

もっともここにきて、リンドア推しはメッツOBらに限られ、米メディアは「MVPは大谷」で一致。焦点は3度目の満票なるかだ。全米野球記者協会(BBWAA)所属の記者30人(各球団2人)による投票は終わっている。ベテラン記者はどう見るか。

USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者は「恐らく満票か、29―1だと思う。ニューヨークの1つは、(大谷に)入らない可能性があるけど、それでも確率は(満票に)近いと思う」と満票ならずの見解を明かすとこう説明した。

「DHであることもそうだけど、リンドアが良いシーズンを過ごし、さらにメッツがプレーオフに進出したからね。プレーオフに行っていなかったら満票間違いなしと言ったけどね、(プレーオフ進出は)かなり良いエンディングだった。ただ、リンドアがケガしていたのも事実。だから、どうなるかな。ニューヨークの票が2つとも入らないってことはないと思うけど、1つは入れない可能性があると感じている」
米スポーツサイト、アスレチックのケン・ローゼンタール記者は「イエス、満票だと思う。DHだし、過去に誰もDHで受賞していないけど、今季の活躍は文句のつけようがない」と満票派だ。

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