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【今が〝旬〟~このレーサーに乗れ~】下河誉史 約9年ぶりV「ケガを克服できた。そこからいい流れに」

東スポWEB / 2024年10月17日 11時0分

下河誉史

◇下河誉史(42)福岡支部89期

3走前のびわこで2015年11月の平和島以来8年10か月ぶり2回目の優勝を飾った。2022年後期以来4期連続でB級暮らしだったが2024年後期にA2復帰。2025年前期適用勝率も5・64と2期連続A2が濃厚となっている。

好調の要因について「ケガを克服したのが一番、大きいと思います。ヘルニアでずっと思いっ切り走れなかった。食生活とか、いろいろ改善して腰痛も出なくなって体重も落ちて全部がいい方に作用してくれた」と明かす。

振り返れば、この数年はヘルニアとの戦いだった。2020年後期から2022年前期まで4期連続A2をキープした時期もあった。「これはいけるなぁ、という感じになってきた時にヘルニアをやって思いっ切り走れなくなった。40歳くらいからキツいなぁと思っていたけど、最近は腰の感じが良くなってきた。そこに尽きるんですよね。ヘルニアが出ないのが一番。そこからいい流れがきている」と体調回復が結果に直結している。

レーススタイルについては「スタートを行かないで着を取る。みんな、そういう感じで思っている。遅れない程度のスタートで道中のさばきのタイプ。それも最近できている」と分析。その持ち味をしっかり発揮できている。

充実しているだけに目標に対するモチベーションも高くなる。「目標はA1です! A1になって地区選に出て…。A1になれる実力はついてきた、と思うのでそこをしっかり目指していきたいなと思います」と目を輝かせる。

激しいレースを終えた後の〝癒し〟は大事に育てている植物と愛犬だ。「自宅の庭を好きな植物で埋めています。アガベ、ユッカとかメキシコによくある植物です。愛犬は日本スピッツが2匹います。真っ白でむちゃくちゃかわいい。遊ぶのがめちゃくちゃ楽しいですね。マジで癒しです! 植物を育てて愛犬と庭で一緒に戯れて…。もう最高です! レースから帰ってから一番、充電できます」と声を弾ませる。

「この仕事をしているとケガをして思いっ切り走れない人が多い。僕はそういうのを克服できた。だから、今につながっていると思います」。ヘルニアに苦しめられてボートレーサーとしての危機を迎えたが、その最大の敵に打ち勝って今がある。それだけに充実感も大きいし、今後への希望にも満ちあふれている。ここからがボートレーサー人生の本番だ。

☆しもがわ・たかふみ 1982年8月1日生まれ。福岡支部の89期生。福岡県出身。2001年11月に福岡でデビュー。初勝利は2002年10月のからつ。2015年11月の平和島で初優勝。通算2V。同期には江夏満、君島秀三、枝尾賢、梶野学志、山田雄太、石塚久也、杉山貴博、原豊土ら。

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