「ワン・ダイレクション」ペインさん 転落の数時間前にファンに送った〝最後のメッセージ〟

亡くなったペインさん（ロイター）

英ボーイズグループ「ワン・ダイレクション」のリアム・ペインさん（享年３１）が１６日、アルゼンチン・ブエノスアイレスのホテルのバルコニーから転落し亡くなった。亡くなる数時間前にＳＮＳ・スナップチャットでファンにメッセージを送っていた。

早すぎる死のわずか数時間前、彼はスナップチャットでその日の予定をフォロワーたちと共有していた。

「今日は乗馬だ。馬に乗るんだ。またポロをやるつもりだ。そのため６週間ほどは試合に出られない。正直に言うと、これまでやってきたスポーツの中で、ポロが一番好きだ。ちなみに、プロとしてポロをやっているわけではなく、ただ単に楽しみのためにやっていただけだよ」と明かした。

また、このスポーツの肉体的な負担について「ハンマーを振り回すのは本当に大変だ。…いや、マレットと呼ぶんだと思うけど、知っている人ならそう呼ぶと思うけど。背中と首がとても痛くなるし、やるのは大変だ」と語った。

スナップチャットへの投稿は、友人宅で撮影したものだった。

「僕たちはすてきな友達のゴンの家で楽しく過ごしているんだ。ゴンがどこにいても、声を出してよ。声を出してよ、ゴン。大きな悪いゴン」

家の中の木の絵を鑑賞しながら、ペインさんは「絵に関して言えば、こういうものがうらやましい。もう一度、後ろから撮った写真。本当に美しい。だから、そうだ、今日はそれをやるんだ」と付け加えた。

ペインさんは先月末からアルゼンチンに滞在し、先日はナイル・ホーランのコンサートに出席していた。ワン・ダイレクションは２０１６年に無期限の活動休止に入った。ペインさんはソロ活動を行っていた。