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【中日】小笠原慎之介にカブスが「左腕ローテ」の熱視線 佐々木朗希とダブル獲得も

東スポWEB / 2024年10月17日 15時45分

小笠原慎之介

中日からポスティングシステムでMLB移籍を目指す小笠原慎之介投手(27)にカブスが興味を示している。プレーオフ進出は逃したが、今永の活躍で日本人投手に注目。米メディア「スポーツイラストレイテッド」は「もう1人の日本人エースが入団する可能性。カブスはこのオフにあらゆることが実現しそうだ。ジェド・ホイヤーGMのオフィスは昨オフよりもフリーエージェントに積極的になるようだ」と報じた。

4年総額5300万ドル(約76億円)で獲得した今永は15勝3敗、防御率2・91、勝率8割3分3厘。大きな費用対効果を生み出しことで「シカゴにとって彼は興味深い選択肢になる。左で今永、スティール、ウィックスと並んで左のローテーションを間違いなく支配するだろう。彼がポスティングされた場合、市場がどう発展するか興味深い。カブスが獲得の可能性がある候補が市場に出る見込みだ」と小笠原も〝低コスト〟で同様の活躍を見込めると見ている。

9年目の今季は5勝11敗、防御率3・12ながら「カブスHQ」では「30代半ばの菅野(巨人)と違って長期的、短期的にも財政的ニーズに合致する適正価格で獲得できる魅力的な選択肢だ。NPBで46勝65敗の成績はあまりよくないが、成績で判断することができない典型的な選手だ。防御率と制球力は得点援護の不足に苦しめられることが多かった質の高い投手ということを示している」と高評価している。

カブスはダルビッシュが2020年まで所属し、現在は今永、鈴木とこれまで多くの日本人選手が在籍した。アジアとのパイプラインを重ね、ホイヤーGMは今後も日本人選手を定着させていきたいビジョンを持っている。もちろんロッテ・佐々木朗希も早くから調査を続け、8月にはホイヤーGM自ら視察するなど、争奪戦に積極姿勢を見せており、オフの動きが注目される。

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