ヘンリー王子とメーガン妃がポルトガルに３８億円の別荘購入「ゴールデンビザ」も取得か

ヘンリー王子、メーガン妃夫妻（ロイター）

ヘンリー王子とメーガン妃がポルトガルに１９５０万ポンド（約３８億円）の超高級別荘を購入したことを英紙デーリー・メールが１６日、伝えた。

ヘンリー王子夫妻が購入した別荘はトスカーナ様式の邸宅で、ベッドルーム７室、バスルーム１３室半、図書室、映画館、ジム、プール、鶏小屋などを備えた豪華なものだという。夫妻はポルトガルに邸宅を構えることで、いわゆるゴールデンビザを取得できた可能性があり、これにより欧州連合（ＥＵ）のシェンゲン協定締結国にビザなしで入国できるようになる。

夫妻は昨年９月にドイツで行われた「インヴィクタス・ゲーム」後にポルトガルをプライベートで訪問しており、極秘でデュッセルドルフからリスボンまで飛行機で移動し、その後南へ１時間かけてメリデスへ移動。ユージェニー王女らと高級ゴルフリゾート・コスタテラを訪れたと言われている。この際の訪問が、今回の別荘購入につながったも見られる。

ポルトガルのアレンテージョ観光局長ホセ・サントス氏は、ヘンリー王子夫妻がコスタテラでの「短い滞在」を楽しんだことを認めつつ「映画、王族、芸術、デザイン、ファッションに関係する人々がどれだけ私たちの島を訪れているか、私たちには全く分かりません。それはまさに彼らが控えめな旅行を高く評価しているからです」と語った。

コスタテラ・ゴルフは、テキーラ会社カサミゴスにおける人気俳優ジョージ・クルーニーのビジネスパートナーの１人、マイク・メルドマンが設立した会社が所有している。

夫妻は２０２３年に英国の自宅だったフロッグモア・コテージを明け渡しており、英国での拠点を失っていた。今回購入した別荘は欧州での新たな拠点となりそうだ。