冨安健洋 再負傷報道で契約年数に注目 英メディア〝同期〟ベン・ホワイトと比較

冨安健洋（ロイター）

イングランド・プレミアリーグのアーセナルに所属する日本代表ＤＦ冨安健洋（２５）が、再び負傷したと報じられたことで、英メディア「フットボール・ロンドン」が契約年数に注目した。

冨安はヒザの負傷で出遅れていた中、５日のサウサンプトン戦の後半途中出場で今季初めて公式戦のピッチに立ち、今後の活躍を期待されたが、再びアクシデント起きた模様だ。ミケル・アルテタ監督から実力を評価されている一方で、ケガがちな状況がネックとなっている。

そんな中、同メディアは、２０２１年夏の同時期加入の元イングランド代表ＤＦベン・ホワイト（２７）との契約年数を比較。ともに３月に契約延長が発表され、２０２５年夏までだった冨安は、２０２６年夏までで１年延長のオプション付き。一方のホワイトは、年上にもかかわらず２０２８年夏までの契約延長に１年のオプションが付いている。

この差を踏まえ、同メディアは「アーセナルは、富安の負傷状況を考慮して、当時から将来の計画を立てていた兆候がある」と指摘。負傷のリスクを考慮して契約延長を必要最小限にとどめたというわけだ。

すでに放出の可能性を報じられたこともあり、イタリア１部インテルやユベントス、スペイン１部レアル・マドリードが興味を示しているとされるが、冨安はアーセナルでプレーを続けられるのか。