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【パCS】ソフトバンク・山川穂高2戦3発 FA賛否収めた王会長の「親心」に応える大暴れ

東スポWEB / 2024年10月18日 5時10分

7回、トドメの一発を叩き込んだ山川

結果でしか示せない答えを大一番で見せた。ソフトバンクの4番・山川穂高内野手(32)が17日のCSファイナルステージ第2戦(みずほペイペイ)で、2打席連続アーチを含む3安打3打点の活躍で7―2の逆転勝ちに貢献。チームはアドバンテージ(1勝)を含む対戦成績3勝0敗とし、日本シリーズ進出に王手をかけた。

山川のバットから響いた快音はどれも効果的だった。初回の適時打は小久保監督が「同点タイムリーが大きかった」と最敬礼する一打。2点差の5回は「狙っていた」と2戦連発となる中押しソロを左翼テラス席に叩き込み、7回には相手に引導を渡すトドメの一発となった。

2戦3発、5打点の大暴れに王貞治球団会長(84)も「よく打つよなあ。すごいよ。今季、一番いいんじゃないか。この時期にポイントゲッターが調子を上げてきたのはチームにとって大きい」と賛辞を惜しまなかった。短期決戦の大事な第1戦から2戦連発。初戦も決勝打とダメ押し弾で先勝に導く活躍だった。

大砲としての真価で恩人に報いている。昨季は自身の不祥事で前所属先の西武で出場機会を失った。FA移籍を巡って賛否が巻き起こり、獲得を決めたソフトバンクにも逆風が吹いた。そんな最中、王会長は「挽回のチャンスを与えるべき」と堂々と獲得意義を表明した上で「うちの打線は左ばかり。右打者で本塁打王を3回も取っている山川君が入ってくれるチャンスがあったら、手にするのが当然のこと」と言い切った。誰かが鷹の言い分を表明しなければファンの理解を得られない状況で、世界の王が〝防波堤〟となり、批判は収束に向かった。

レギュラーシーズン終盤戦から短期決戦にかけて特別な存在感を放つ不動の4番・山川。迎え入れる環境を整えた王会長の思いが結実している。

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