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【パCS】背水の日本ハム 今こそ待たれる〝ラッキーボーイ〟候補とは

東スポWEB / 2024年10月18日 5時10分

新庄監督は「ラッキーボーイ」の出現を待ちわびている

日本ハムは17日、CSファイナルステージ第2戦(みずほペイペイ)でソフトバンクと対戦し2―7で敗戦。相手のアドバンテージを含めて0勝3敗となり、新庄剛志監督(52)が掲げる目標の日本シリーズ進出に向けて後がなくなった。「超攻撃型オーダー」で臨んでも鷹の横綱相撲の前に完敗。厳しい状況に追い込まれた中、〝ラッキーボーイ〟の出現が待たれている。

シリーズ突破に向けて日本ハムが崖っぷちに立たされた。この日、新庄監督は1番に万波を据えて清宮、マルティネス、レイエスが続く破壊力抜群の重量打線で挑んだ。その効果もあり初回は万波、清宮の連続二塁打で先制。2回にも2安打と松本剛の犠飛で得点を奪うなど新庄監督の策は奏功したかに思われた。

ところが、王者ソフトバンクはその上を行く破壊力で日本ハム投手陣に襲いかかった。2回までに山川の適時打や近藤の2ランなどで4点を失い、先発・加藤貴を早々と降板させられた。その後も山川の2打席連続アーチなどで加点され、劣勢を覆すことはできなかった。

これで日本シリーズ進出を果たすには「4連勝」するしか道はなくなった。窮地に変わりはないが、ここから一気に巻き返すには何が何が必要か。球団周辺では「ラッキーボーイ」の登場へ期待が高まっている。

短期決戦は勢いと試合の流れが勝敗を大きく左右する。現在はソフトバンクに圧倒され続け、ベンチには沈滞ムードが漂う。この嫌な空気を拭い去るには控え選手を含めた意外な選手が活躍し、再び活気と勢いを取り戻すしかない。

幸い、日本ハムにはそんな存在になり得る選手が何人かいる。例えば足のスペシャリスト・五十幡亮汰外野手(25)が代表格だ。ここまでのCSではチームが劣勢が続いたこともあり、出番はわずか1試合。だが、五十幡の〝足攻〟は相手の脅威になるばかりか、チームの雰囲気を一変させる魅力がある。韋駄天の活躍が現実のものとなれば、日本ハムにも勝機が訪れるかもしれない。

同様に控えの奈良間大己内野手(24)の存在も面白い。普段からベンチで大声を張り上げるチームの盛り上げ役だけに、奈良間が試合で活躍できれば重苦しいベンチのムードは急変する可能性が高い。背水の陣となった今のチームなら奈良間の起用も一考の価値があるはずだ。

新庄監督は敗戦後、広報を通じて「ただただ明日は全員で勝ちにいくだけ」とコメント。球場を後にする際の表情は終始厳しかったが、今季は数々のミラクルを巻き起こしてきた〝実績〟がある。

主砲・清宮も土壇場のチーム状況を理解した上で「(ソフトバンクは)横綱野球。強い野球をされている感じがします。でも、ここから勝ったら面白いんで。4つ勝つことしか考えていない」と強い口調で巻き返しへの意欲を示した。

最後まで絶対に諦めないのが今季の日本ハム。果たして救世主は現れるのか。

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