【ＬＬＰＷ―Ｘ】神取忍 〝極悪女王〟ダンプ松本の凄みを明かす「怖さがあるからあそこまでいける」

〝極悪女王〟のすごさを明かした神取忍

女子プロレス「ＬＬＰＷ―Ｘ」の〝ミスター女子プロレス〟こと神取忍（５９）が〝極悪女王〟ダンプ松本（６３）のすごさを明かした。

ダンプの半生を軸に、１９８０年代の女子プロレス旋風とその陰の物語を描いたネットフリックス配信ドラマ「極悪女王」が日本国内で大流行中。８４年に全日本女子プロレスで「極悪同盟」を結成した極悪女王に対し、神取は８６年にジャパン女子プロレスに入団している。

１７日に取材に応じた神取は、全盛期のダンプの戦いぶりについて「当時は柔道をやっていたから、テレビで見てすごいなという感じだった。地上波でヒールレスラーが対戦相手をナイフで刺して、大流血しているのを放送したり、その中で男子も女子も（プロレスを）見ていてすげえなあと思っていた」と当時の率直な感想を明かした。

現在フリーのダンプは、ＬＬＰＷ―Ｘにも不定期で参戦。神取は「リングに上がったらやっぱり怖いよね。怖さがあるからあそこまでいけるわけだし、中途半端だったらいけないわけじゃん。飛び抜けているところはやっぱりすごい」と極悪女王に敬意を表した。

この日、「神取忍還暦祭り」（１１月１８日、東京ドームシティホール）で、プロテストに合格した彩乃（１８）がデビューすることを発表。当日はダンプも藪下めぐみと組んでタッグマッチに出場し、渡辺智子、キャサリン組と対戦する。同ホールは最大で約３０００人が収容可能なため、神取は「ダンプさんが首都圏で大きな大会に出るのはあんまりない。極悪女王を見て女子プロレスに興味を持った人にもぜひ来てほしい」と呼びかけた。