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小川直也も「最近知った」 1・4橋本真也戦に現れた〝三四郎マスク〟の衝撃事実

東スポWEB / 2024年10月18日 6時0分

1・2の三四郎の覆面をかぶった男(1999年1月4日)

バルセロナ五輪柔道銀メダルで、プロレスラーとしても活躍した〝元暴走〟小川直也氏(56)が、自身のユーチューブチャンネル「小川直也の暴走王チャンネル」を更新。〝1・4ドーム事変〟に出現した謎の「三四郎マスク」について、衝撃秘話が明かされた。

「柔道部物語」や「1・2の三四郎」シリーズで知られる漫画家の小林まこと氏と対談した動画の中で、1999年1月4日の新日本プロレス・東京ドーム大会を回顧した。同大会では、小川が破壊王・橋本真也を狂気のファイトで撲殺。試合後は新日本勢と小川の所属したUFO(世界格闘技連盟)で大乱闘に発展し、集団リンチにあったUFOの村上一成(現・和成)が病院送りになるなど、〝1・4事変〟としてプロレス史に残る大騒動が起きた。

騒動の黒幕は、新日本創立者でUFO総帥だった故アントニオ猪木さんとされた。ところがこの日の東京ドーム大会には姿を現さず、代わりになぜか「1・2の三四郎」の主人公・東三四郎のマスクをかぶった謎の男が現れ、リングサイドで見守った。三四郎の生みの親、小林氏によると「事前に俺は聞いていた。猪木さんがじかに『ヤングマガジン』に電話をかけてきた。『あのマスクを貸してくれ』と言ってきた。それでOKですよ、と」。

猪木さんは〝1・4事変〟の半年前に、「週刊ヤングマガジン」の企画で「三四郎マスク」とグラビア撮影に臨んでおり、「たぶん、その時に目をつけていたのでは」(小林氏)。しかも、猪木さんは何と「1・2の三四郎2」を連載した講談社の「週刊ヤングマガジン」編集部まで、自らマスクを取りに来たのだという。小林氏は「何に使うかは知らなかったけど。そうしたら1・4だった。ここで使ったのかと」と話し、「うれしくて仕方なかった」と笑みを浮かべた。人気漫画「ゴリラーマン」の作者ハロルド作石氏からも、うらやましがられたという。

小川氏も当日、師匠の猪木さんらしき人から「マスクに穴がないから呼吸しづらい。苦しくて苦しくて…」との言葉を聞いたとか。「誰に借りたんだろうと思っていたけど、小林先生からだとは…。つい最近知ったんだよ」と、全ての新日ファンを敵に回した〝1・4事変〟の当事者さえも、四半世紀も「三四郎マスク」のいきさつを知らなかったといい、小林氏の告白に驚いた様子だった。

なお、当時の報道によれば、猪木さんは騒動2日後に「誰もオレと気づいてくれないんだよなぁ。息苦しくて仕方なかったよ」と、あっさり「三四郎マスク」の正体が自身だと認めている。おまけに「東京ドームは全試合を見た。あれが新日本というなら、それはそれでいいが、オレの新日本とは違う」と言い切っており、当時から自身が〝1・4事変〟の「黒幕」だったことも示唆していた。

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