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【競泳】東京五輪2冠・大橋悠依が29歳の誕生日に引退会見「晴れやかな気持ち」

東スポWEB / 2024年10月18日 12時5分

引退会見を行った大橋悠依

競泳女子で2021年東京五輪個人メドレー2冠の大橋悠依(イトマン東進)が18日、都内で引退会見を行い「本当に多くの方にお世話になった。心から感謝申し上げます」と神妙に語った。

17年世界選手権の200メートル個人メドレー銀メダルを獲得すると、19年世界選手権は400メートル個人メドレーで銅メダルを奪取。東京五輪後は苦しい時期を過ごすも、今夏のパリ五輪の舞台に立った。現役最後のレースとなった先月の国民スポーツ大会(佐賀)の成年女子200メートル個人メドレーでは、2分12秒03で2位に入った。

会見内では「約21年間の競技生活でしたが、本当に充実していて大満足の競技生活だった」と切り出した上で「本当に好きなことをこんなに長く続けることができて、五輪という舞台で金メダル、2冠を達成することができて、幸せな、大満足な競技人生だった。苦しいことも多かったが、最後は晴れやかな気持ちで引退を迎えることができた」と振り返った。

今後は貧血で悩んだ際に興味を持った栄養学を大学院で学びつつ、イトマンスイミングスクールの特別コーチとして後進の育成にあたる。「幅広い世代の方に水泳の楽しさを知ってもらったり、イトマンの所属選手の強化に注力したい。現役時代の知見などの1人でも多くの方にお伝えできたら」と意気込んだ。

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