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「井上尚弥を倒せる選手の一人だが…」〝問題児〟カシメロ 地元メディアも擁護できず

東スポWEB / 2024年10月19日 5時5分

井上尚弥

ボクシングの元世界3階級制覇王者のジョンリール・カシメロ(フィリピン)が〝支持者〟からも見放されてきたようだ。

カシメロは13日に横浜で行われたサウル・サンチェス(米国)とのスーパーバンタム級10回戦で、1ラウンドTKO勝ちしたが、前日計量で2度の体重超過を犯していた。そのため日本ボクシングコミッション(JBC)から「1年間招へい禁止」処分を科された。かねて熱望する世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との対戦が、実現不可能となりつつある。

そんな状況を受け、地元フィリピンのメディア「デーリー・トリビューン」のニック・ギオンコ記者は、自身の記事で「正直に言って、彼は井上を倒せる選手の一人だ。私は友人やボクシングファンに、カシメロが井上にも痛烈なパンチを食らわせることができると話してきた。しかし、カシメロを取り巻く状況を考えると、彼と井上を対戦させるのはますます難しくなっている。井上の後ろ盾であるトップランクでさえ、カシメロの態度を看過できないとして、彼との対戦に難色を示している」と落胆をにじませた。

また、同記者は「カシメロは、体重オーバーは大したことではないとうそぶいていた。ボクシングのプロモーターたちは、彼が自分たちに大きな頭痛の種をもたらす可能性が高い人物だと見ていた。カシメロが体重オーバーする可能性があるため、試合の前日まで試合が開催されるかどうか分からないプロモーターを想像してみてほしい」と指摘した。

度重なる体重超過問題で表舞台から消えてしまいそうだが、同記者の記事によると、SNS上には支持者が多く存在しているとし「心配するな。カシメロが試合をできないのは日本だけだ」「1年なんてあっという間だ。すぐにリングに戻ってくるだろう」といった声を上げているという。

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