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【パCS】ソフトバンク全勝突破の裏で…剛腕スチュワートにヤンキースなどメジャー熱視線

東スポWEB / 2024年10月19日 6時5分

5回を投げ終え好守の今宮(左)とタッチするスチュワート

パ・リーグ王者のソフトバンクは18日、レギュラーシーズン2位の日本ハムとのCSファイナルステージ第3戦(みずほペイペイ)に3―2で競り勝った。アドバンテージの1勝を含む4勝0敗とし、4年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。

先発3本柱の一角であるカーター・スチュワート投手(24)が全勝突破に貢献した。初回からアドレナリン全開で5回2失点。「満足のいく投球ではなかったが、球場の素晴らしい雰囲気の中、先発として最低限の仕事はできた」。託された役割をきっちりと果たし、勝利投手に輝いた。

ポストシーズン特有の緊張感と高揚感…。普段以上に力んでいたのは、それ以外にも理由があったのかもしれない。世界的ポテンシャルが特別なマウンドでどんな投球を見せるのか。この日のバックネット裏にはメッツ、カブス、レンジャーズなどメジャー複数球団のスカウトが集結。中でも名門ヤンキースは令和の怪物・佐々木朗希(ロッテ)を密着マークしてきたアレックス・サンダーランド環太平洋地域プロスカウトが視察に訪れていた。

2018年の全米ドラフトで1巡目(全体8位)指名を受けた逸材。今季は規定投球回にこそ届かなかったが、20試合に登板して120イニングを投げて9勝4敗、防御率1・95の好成績をマークした。NPB6年目に覚醒を遂げた最速160キロ右腕を巡っては、ホークスとの契約が満了を迎える26年オフに向けて、メジャー球団の獲得攻勢が激しさを増すのは間違いない。

メジャーと渡り合えるチームづくりを目指すソフトバンクは、有望な外国人選手を獲得して「日本式」に育成するプロジェクトに挑戦中だ。成功例を積み重ね、育成力をアピールすることがプロジェクトを軌道に乗せる近道となるだけに、MLB球団を振り向かせるスチュワートの覚醒は獲得時に描いた青写真通りといえる。

大舞台で成長を遂げた姿を披露したスチュワート。〝黒船〟の進化は続く。

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