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【JMA EXPO】皇治がブアカーオと金網で激しい〝ド突き合い〟「大仁田になるところでした」

東スポWEB / 2024年10月19日 21時10分

激しい打ち合いを展開した皇治とブアカーオ

格闘技イベント「JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」(19日、神奈川・横浜BUNTAI)で〝世界の田中〟こと皇治(35)が、〝生ける伝説〟ブアカーオ・バンチャメーク(42=タイ)と3分3ラウンド(R)のボクシング特別ルールで激しい〝ド突き合い〟を繰り広げた。

試合は序盤から激しい展開になった。ゴングとともに積極的に前に出た皇治がジャブを打ちつつ攻勢に出る。しかし悠然と構えるブアカーオからも左フックなどを返され、ともに一歩も引かない殴り合いになった。2R以降も激闘になったが、ラウンド終盤には皇治が金網際に押し込まれる場面も…。しかし皇治はガードを解いて手招きする仕種で相手を挑発。結局両雄はダウンせずに最後まで打ち合った。

規定により判定はなく引き分け。マイクを持った皇治はイベントの主催者に感謝の言葉を口にした後「何度倒れても立ち向かっていくのが男の姿だと思います。大麻とかステロイドとかしょーもないことしないで、男はぶっ倒されることを覚悟して立ち向かってほしい。笑われても俺たちなら大丈夫です」と呼びかけ拍手を浴びる。

さらに「ああ、さっさと倒されたい。ブアカーオでも無理ですよ。メイウェザーじゃないと無理ちゃうかな」と、改めてボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)との対戦を希望。また、その後のインタビューでケージでの戦いの感想を問われると「金網に電流走っていなくてよかったですわ。走っていたら〝バチバチ!〟なりますからね。大仁田になるところでした」と話して笑いを誘った。

今後に向けてはRIZINの大みそか大会への出場も視野に入れた皇治。ド派手に再起を果たしただけに次の一手に注目が集まりそうだ。

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