【西武】歴史的貧打解消へ カギ握るドラフト2巡目〝ポールポジション〟からの指名
東スポWEB / 2024年10月20日 6時0分
歴史的低迷に沈んだ西武がポールポジションに立ち24日に迫った〝再建ドラフト〟を迎える。
今季49勝91敗3分け(勝率3割5分)の「借金42」は西武になった1979年の所沢移転後ではワースト、ライオンズの歴史の中でも1971年の前身・西鉄時代の勝率3割1分1厘に次ぐ低空飛行となった。
低迷の大きな要因は12球団ワーストのチーム打率2割1分2厘、同350得点が示す極端な貧打だ。18年以降の6年間で浅村、秋山、森、山川という上位打線がFAで次々と抜け、代わりになる補強、育成がままならなかった末の破綻が今季一気に噴出してしまった格好だ。
当面はクリーンアップの2枠を外国人で補いながら現有戦力、または今回のドラフトで将来の中軸となる素材の日本人打者を獲得し、育成していくことが理想的なチーム再建への道筋となる。
就任したばかりの西口文也監督(52)もドラフトを含めたオフの補強については「球団側とお話はちょこちょことしています。どちらかというと、みなさんもご覧の通り野手の方がちょっと手薄かなという感じはするんで」と補強ポイントを明確にしている。
シーズンでは歴史に残る惨敗を喫した西武だが、視点をドラフトに向けると今回は2巡目、ウエーバーのトップがパ・リーグからとなり実質「13番目の指名権」をすでに西武が獲得している。
他球団との駆け引きなしに2位ではリストに残っている評価最上位の選手を指名すればいい〝ポールポジション〟が与えられているのだ。
1位で再建へのキーマンとなる野手を競合、または一本釣りで獲得できれば2位でも…。
1位、2位をいずれも野手で固めた野手ドラフトは近年では13年の森友哉捕手(大阪桐蔭)、山川穂高内野手(富士大)、22年の蛭間拓哉外野手(早大)、古川雄大外野手(佐伯鶴城高)の2例がある。
今ドラフトでは侍ジャパンのトップチームにも選出されている明大・宗山塁内野手、青学大・西川史礁外野手をはじめ大商大・渡部聖弥外野手など大学生に魅力的な好打者が多いとされている。
果たして「ドラフト巧者」といわれる西武スカウト、編成陣はどんな戦略を立てて今回の重要なドラフトに向かうのだろうか。
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