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Mー1王者・令和ロマンを輩出!唯一無二のお笑い目指して議論飛び交う慶大の〝お笑い道場〟

東スポWEB / 2024年10月20日 10時10分

4年間で〝やりきる〟学生も多いという風潮は、イメージとしては高校野球に近いだろうか。有名OBを輩出する「O―keis」でも、将来的にお笑い芸人になる学生や、お笑いの現場に近い各種メディアに就職するという学生は決して多くはない。藤原さんも「大学で結果が出た人はプロになりやすいですが、結果が出たから皆プロになるということではないです」と念を押す。

とはいえお笑いの道を選んだOBに対する憧れは大きい。「令和ロマン」の優勝については「しっかりと大学お笑いをやってきた先輩の優勝はうれしかったですし、『うわー!!』ってなった後に、『いやー…』みたいな(笑い)。さすがにすごすぎるなって思いました」と率直な心境を明かした。

ちなみに「O―keis」では、学内最大の学園祭「三田祭」での舞台が終わった後の打ち上げを、あらゆるお店や施設、小旅行を挟みながら20次会まで続ける〝究極〟という慣習が存在。こちらは現役時代の「令和ロマン」髙比良くるまが提唱し、現在まで残っているのだという。今なお影響を残す〝M―1王者〟に憧れて入部する学生も、今年は多かったというが…。「似たようなことをしてもものまねになってしまうので。かなり意識したネタをしていたら、そこは先輩が『好きなだけじゃない?』と厳しく言うかもしれないですね」と藤原さんは説明。「ストイックという言葉では安直かもしれませんが、『本当に面白いことをやろう』という意識はあります」とサークルとしてのポリシーを強調した。

今後も「一番面白く楽しいサークル」を目指すという藤原さん。最後にサークルから新たな「M―1」王者が生まれる日は来るかと聞くと、「いつかは出ると思いますし、令和ロマンさんの連覇もありうると思います」と頼もしい言葉をもらうことができた。〝笑い〟に若く貴重な時代を注ぎ込む慶応大生たちは、今日も大舞台に向けて独創性あふれるネタを磨いている。

【慶應義塾公認学生団体お笑い道場O―keis】2006年に創設された、慶応大唯一のお笑いサークル。大学お笑いの各種大会でも結果を残しているほか、「M―1グランプリ2023」王者、「令和ロマン」を輩出したことでも知られている。

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