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【セCS】巨人元監督の堀内恒夫氏が登板前の山崎伊織にゲキ「10勝の誇りと自信を持って!」

東スポWEB / 2024年10月20日 13時5分

堀内恒夫氏

巨人元監督で評論家の堀内恒夫氏(76)が20日、自身のブログを更新した。

「JERA クライマックスシリーズ セ」ファイナルステージは19日に巨人がDeNAに4―1で勝利に2勝3敗となった。堀内氏は「昨日の試合はスクイズやらダブルスチールやらと、『それで負けたら仕方がない。一か八かなりふり構わず挑んでいった』。そんな風に感じたね」と阿部監督の〝執念采配〟を振り返った。

そのうえで「これがどっちかが見破られたり、読まれたりして引っ掛かっていたら、負ける流れになっていたかもしれんな」と大きな賭けだったと指摘。「しかし、それらが見事に成功した」と指揮官の勝負勘に目を細めた。

さらに堀内氏は先発・井上温大投手(23)に言及。「特筆すべきは先発の井上。彼がよく投げてくれたよ。勝利投手にはなれなかったけれど、6回投げてホームランの1安打のみ。この崖っぷちの緊張する試合でコントロールよく、球のキレもよし。今の井上の成長具合を見ても言うことなし」と左腕を絶賛した。

普段から井上に辛口の指摘をしてきた同氏は「今シーズンの最初の頃と比べてこんなにも成長してきてくれた。それがまず嬉しいね」と若武者をほめた。

続けてこの日、第5戦先発の山崎伊織投手(26)の話題に。「最近の調子をわかっているからこそ、あえて言わせてもらうけど10勝しているピッチャー(山崎伊)が、8勝したピッチャー(井上)よりなんで後から出てきてるんだと俺は聞きたいよ」とピシャリ。後半、調子の上がらない右腕にあえて愛のムチを振るった。

それでも最後に堀内氏は「10勝の誇りと自信を持って! 頼みましたよ!」と山崎伊の好投を願っていた。

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