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【西武】平良海馬 来季は先発かリリーフか…アブレイユ去就不透明&説得役の渡辺GMは退団

東スポWEB / 2024年10月21日 6時10分

秋季練習で汗を流す西武・平良海馬

西武・平良海馬投手(24)の来季起用法はどうなるのか。

チーム再建のカギを握るのは、言うまでもなく12球団ワーストとなったチーム打率2割1分2厘、同350得点の貧打線の底上げだが、投手陣にも課題がある。先発陣の防御率2・85は優勝したソフトバンク(2・50)に次ぐリーグ2位の好成績だが、救援陣は同3・41でリーグ5位に低迷している。

春先にセットアッパーの甲斐野が右ヒジの違和感のため離脱し、一軍再昇格には約4か月を要した。その間、先発の松本を一時ブルペンに回すなど試行錯誤を繰り返し、守護神・アブレイユにつなぐ方程式を何とかやりくりしていた。そして8月に入ると、4月後半に右前腕の張りのため離脱していた先発・平良を2年ぶりにブルペンに配置転換した。

当時、渡辺久信監督代行(59)は「今年は後ろ(中継ぎ)で行く予定。ケガもあって長いイニングを投げるのが厳しいのもあるし、本人もそれでいきたいと。彼が後ろに入ってくるとチームが変わってくる」と説明。本人との話し合いの結果、2019年から22年までの4年間で7勝、31セーブ、94ホールド、防御率1・66をマークした〝スペシャリスト〟の配置転換に成功した。

リリーフ復帰初戦となた8月8日のオリックス戦こそ元女房役の森に2ランを被弾したものの、その後は最速160キロの直球と切れ味鋭いスライダーを軸に、最下位チームのセットアッパーとは思えぬ圧倒的な投球で2勝、9ホールドをマーク。何より先発時とは全く異なる球速、球質で打者を圧倒し、懸案のブルペンに安定感をもたらしていた。

しかし、22年の契約更改時に強い決意で先発転向を志願した経緯から、将来的なメジャー挑戦も見据え「リリーフよりも先発でチームに貢献し、結果を残したい」というのが平良の基本的な考えだ。

ブルペン再転向の説得役に回った渡辺代行も、すでに球団を去った。球団が延長契約に乗り出しているアブレイユの去就次第では、西武のブルペン問題は再び大きな懸案となりそうだ。

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