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【セCS】DeNA〝裏目続き〟連敗 最終決戦で取り戻したい「3位のチームなんだから」精神

東スポWEB / 2024年10月21日 6時10分

7回の同点機に、本塁でアウトとなったDeNA・桑原将志(手前)

DeNAは20日のCSファイナルステージ第5戦(東京ドーム)で巨人に0―1で零封負けを喫した。3連勝を飾って日本シリーズ進出に王手をかけながら、一転して逆王手をかけられた。リーグ3位からの下克上はこのまま止められてしまうのか。現場首脳陣からは〝ダメもとの精神〟による開き直りを訴える声も出ている。

これが「あと1勝」のプレッシャーか、それともシーズン中のチームに戻ってしまったのか。DeNAが継投失敗と拙攻の連続で2連敗を喫し、巨人に逆王手をかけられた。

第5戦の先発は新人だった2017年にCS、日本シリーズで各1勝を挙げた浜口。ただ、三浦監督は試合前から〝ブルペンデー〟とする方針を示唆していた。

「浜口は先発としていくだけで、いけるところまでいったら投手全員で準備してカバーします」

その浜口は4回まで1安打無失点と好投した。5回一死一塁で浜口に打順が回ると、代打フォードが登場。三浦監督によれば「浜口は3回の予定だったから1回長くなった」というが、結果は三飛で好機をつぶしてしまった。

その直後の5回裏、2番手・山崎が先頭の中山にソロ本塁打を被弾。最終的にこの1点が致命傷となったのだ。打たれたのは147キロのインハイへの直球。これまで巨人打線を抑えていた球をしっかりはじき返された。巨人が山崎の攻め方を研究していたのは明らか。捕手の戸柱も「球自体は147キロ以上に感じたし、すごく良かった。それを中山君がヒジを畳んでうまく打ってきたということです」とシャッポを脱いだ。

攻撃では7回一死三塁のチャンスで、森敬の遊ゴロで三走・桑原が本塁を突いて憤死。森敬も二盗を試みて刺され、反撃はならなかった。最後は9回二死一、二塁で代打・筒香が大勢に中飛で打ち取られてゲームセットだ。

もういちるの望みもないのか。DeNAが一転して劣勢に回った中「もっと伸び伸びやろう」と選手に言い聞かせているのが、石井琢朗チーフ打撃兼走塁兼一塁ベースコーチ(54)だ。

「昨日からみんな硬くなってるようなので『楽しんでやろう』と言っています。シーズン3位のチームなんだから、負ける試合があって当たり前。桑原や森敬がアウトになった場面も、攻めていった結果なんだから気にすることはない。明日は思い切って自分たちのプレーをしてほしいですね」

三浦ベイは開き直り、大暴れで日本シリーズへの切符をつかめるのか。

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