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【新日本】ザック・セイバーJr.が母国でIWGP世界王座初防衛 11・4大阪で鷹木信悟とV2戦

東スポWEB / 2024年10月21日 13時9分

SANADAに卍固めを仕掛けるザック・セイバーJr.(新日本プロレス提供)

新日本プロレス20日(日本時間21日)の英国・ロンドン大会で、IWGP世界ヘビー級王者のザック・セイバーJr.(37)がSANADA(36)の挑戦を退け初防衛に成功した。

ザックは14日両国国技館大会で内藤哲也を撃破し悲願のIWGP世界王座初戴冠。母国凱旋大会となったこの日は、会場の大歓声を背にSANADAの挑戦を迎え撃った。

数々の名勝負を繰り広げてきたSANADAとの王座戦は、一進一退の攻防が続いた。シャイニングウィザードからのデッドフォールを逃れたザックは、Skull Endで捕獲されて窮地に陥る。それでもラウンディングボディープレスを剣山で迎撃すると、変型のクラーキーキャットで反撃に転じた。

エルボーの打ち合いからザックドライバーを決めたザックだが、掟破りのヨーロピアンクラッチで3カウントを迫られる。ならばと卍固めを仕掛けるが、これを持ち上げられてTKOを浴びてしまう。さらには、シャイニングウィザードからのラウンディングと怒とうの猛攻にさらされた。

高度な切り返し合いからヨーロピアンクラッチに捕らえたザックだったが、ドラゴンスクリューを連発されてまたも窮地に。それでもSANADAのシャイニングウィザードをかわすと、得意の関節技地獄に引きずり込む。最後は複合関節技でSANADAの両腕と左足を同時に極め、逆転のギブアップ勝利を収めてみせた。

試合後のリング上では母国のファンに、G1クライマックス制覇とIWGP世界王座獲得を報告し大歓声を受けた。さらにTMDKのメンバーを呼び込み「新日本の未来はオレンジ色に輝くだろう。TMDKは強い、そして強き者はくじけない」と高らかに宣言。なおザックはこの日の勝利により、11月4日大阪大会での鷹木信悟戦がV2戦になることが正式に決定した。

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