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【衆院選】自民・小泉進次郎氏に「目立ちすぎて誰の選挙か…」の声 応援演説で候補者かすむ〝悪影響〟

東スポWEB / 2024年10月21日 18時30分

都内の応援演説で、多くの聴衆を集めた自民・小泉進次郎選対委員長

自民党の小泉進次郎選対委員長が21日、都内各地に立候補した候補者たちの応援で、聴衆たちからの大きな拍手と声援に応えた。

進次郎氏は新宿区の高田馬場駅前ロータリーで、衆院選(27日投開票)東京1区(千代田、新宿)から立候補した山田美樹氏を応援。沿道の女子大生たちから「やっぱり、カッコいいね」との声は、相変わらずの人気をうかがわる光景だった。「スマホで(写メを)撮ってくれて本当にありがとうございます。スマホで撮ったら撮って終わりじゃなくて、拡散してくださいね、お願いいたします」(進次郎氏)と笑いを誘う余裕もみせた。

折しもこの日は、56年前に新宿で新左翼による「新宿騒乱事件」が起きた日付。厳重な警視庁による警備が行われた中、マイクを握った進次郎氏は19日に自民党本部に火炎瓶を投げた後、首相官邸を襲撃して公務執行妨害の疑いで逮捕された臼田敦伸容疑者の事件に言及した。

「一昨日、自民党本部に火炎瓶が投げ込まれました。選挙のたびに暴力が起きる。そして民主主義の最も大事な営みである選挙において毎回、暴力によって言論の自由を封殺しようという行いが、1回(安倍晋三元首相の銃撃事件)、2回(岸田文雄前首相襲撃事件)、そして今回、選挙のたびに続いている。我々政治が向き合わなくてはいけないのは、暴力の連鎖を断ち切ることです」

終了後、警視庁のSPに先導された進次郎氏は聴衆たちに「よろしくお願いします」と笑顔で握手やハイタッチを済ませ、同選挙区を後にした。

与野党候補者の都内で行われる街頭演説にライブ感覚で参加しているという男子学生は「進次郎さんが目立ちすぎて、候補者のほうが地味にみえてしまいます。誰の選挙なのかわかりませんよ」と指摘。

自民党は現時点の情勢調査で、派閥の裏金事件などを受けて石破茂首相が掲げる公明党との与党過半数(233議席)を維持できるのか微妙な情勢で、同党が公示前の247議席から大幅に減る見通しも出ている。

「進次郎氏が目立つのは候補者のほうが地味なのかもしれない。あまり目立ちすぎるのはどうかと思うが、石破内閣の支持率も低迷する中、進次郎氏人気は頼みの綱だ」と同党参院議員は見解を語った。

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