嵐・松本潤はSTARTO社退所を早まったのか タレント業だけでなく…後輩プロデュースにも影響

嵐の松本潤

嵐の松本潤（４１）はＳＴＡＲＴＯ ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴ（以下、スタート社）を退所しなくても良かったのではないか――。そんな声が業界から上がっているという。

松本は５月末をもってスタート社を退所。その時「独立するというのは、正直なところ不安も大きいのですが、私自身の未来を形作るためには必要な一歩だと感じています」と説明していた。

芸能関係者の話。

「昨年、旧ジャニーズ事務所の一連の問題が明るみに出て、退所を検討したといいます。嵐の中では二宮和也が昨年１０月に退所していますが、仕事のオファーはありましたからね。ただ、自身はＮＨＫ大河ドラマ『どうする家康』の主演を務めていて身動きが取れず、結局退所が決まったのは今年３月ごろとされます」

ところが、あれから約半年がたち、ＳＭＩＬＥ―ＵＰ．（旧ジャニーズ事務所）による被害者補償が進んだ。慎重姿勢を見せていたテレビ各局も、ここにきて雪解けムード。今月１６日にはＮＨＫの稲葉延雄会長も、ついにスタート社タレントの番組出演再開にゴーサインを出した。

「スタート社のタレントがすぐにかつてのようにバンバン起用されることはないでしょうが、次第に増えていくとみられます。だとしたら、松本は焦って退所しなくてもよかったのかもしれません」（同）

特に松本の場合、自身のタレント活動だけではなく、後輩たちのコンサートを演出するなどプロデューサーとしての顔も持っていた。退所したことで「後輩のプロデュースにも携わることができなくなった」（同）。

もっとも、嵐としてのエージェント契約はスタート社と継続している。何より「松本潤」の名前は広く知れ渡っており「そのうち松本も起用されるようになるのでは？」と話すテレビ関係者もいる。

現在出演中の舞台「正三角関係」ロンドン公演が今月３１日に始まる松本。まずは目の前の仕事をこなすしかなさそうだ。