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無許可で荒稼ぎしたベトナムバーの実態 〝接待行為〟への行政指導を何度もスルー

東スポWEB / 2024年10月22日 6時10分

ベトナムバーQueenの従業員(インスタグラムから)

東京都内でガールズバーを無許可営業したとして、警視庁保安課は21日までに、風営法違反(無許可営業)の疑いで、台東区台東の経営者ズオン・ティ・ミン・ホン容疑者(28)、グエン・ティ・アイン容疑者(26)や従業員らベトナム国籍の女計17人を逮捕した。荒稼ぎしたベトナムバーの実態とは――。

調べによると、9月28日、文京区湯島3丁目のQueenという店で、従業員に接客させるなどした疑い。従業員らは留学などの在留資格で来日したという。

ズオン容疑者らは湯島、上野、六本木、錦糸町、神田で5店舗を営業し、ベトナムの民族衣装アオザイを着た従業員にカウンター越しに接客させるなどして、2019年以降、計約4億4000万円を売り上げた。

風俗事情通は「アオザイを着たベトナム女性が接客してくれる飲み屋は昔から人気です。30分1500円で飲み放題ですが、女の子が15分ごとに入れ替わるからズルズルいることになりがち。女の子のドリンクやシャンパンボトル、指名料などであっという間に1万円を超えて、2万~3万円になることもあります。女の子のドリンクは500~2000円で、2割が彼女たちの懐に入るシステムです。ただ、客層はお金に余裕のある日本人の中高年が多く、それだけ払ってもベトナム美人に接客してほしいという人が多いですね」と語る。

数あるベトナムバーの中でもQueenは5店舗も展開するほど人気だった。

「Queenは女のコのレベルが高いと言えるでしょう。ただ、風俗営業許可がないのにカウンター越しに接客するどころか、指名料を取って客と同席して、お酌したり、ダーツしたり、カラオケでデュエットしたり、客の間でも『指名料取ったり、横に付いたりするのはアウトだろ』との声が出ていました。実際、何度も接待行為などに関する行政指導を受けていたようです」と同事情通。

店のインスタグラムには、従業員が客の隣で接客している画像がアップされていたのだから、脇が甘いと言えるだろう。

同事情通は「風俗営業許可を取ると接待などができるようになりますが、深夜営業できず、若い留学生も働けなくなります。だから、摘発されたら、人を置き換えて再営業する方が効率がいいということでしょう」と指摘している。

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