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「河村勇輝はどれほど優れているのか」NBA公式がスカウティングレポートで絶賛

東スポWEB / 2024年10月22日 15時5分

河村勇輝

米プロバスケットボールNBA公式サイトのカナダ版が、「ツーウェー契約」へ昇格したグリズリーズの河村勇輝(23)に関する〝スカウティングレポート〟を公開した。

河村は今夏にグリズリーズと無保証の「エキシビット10契約」を結び、キャンプに参加。プレシーズンマッチでは持ち前のパスセンスを存分に披露して、連日のようにアシストを量産した。猛アピールが認められて、NBAと下部Gリーグのハッスルを行き来しながらプレーできるツーウェー契約を勝ち取り、23日(日本時間24日)の今季開幕戦ジャズ戦へ向けて開幕ロースター(公式戦に出場資格を持つ選手枠)入りを果たした。

河村の活躍に全米で注目度が高まる中、NBA公式サイトのカナダ版が「河村勇輝はどれほど優れているのか? スカウティングレポートと2024―25シーズンのグリズリーズのガードに何を期待するか」と題して、スカウトの評価をまとめた特集記事を掲載した。

まず注目したのが最大の長所であるパスセンス。「河村は非現実的なパスを出す選手だ」とした上で「リーグ最高のパサーの一人としてNBAに足を踏み入れることになる。彼の36分で10・0アシストは、プレシーズンで75分以上プレーした選手の中で3番目に高い数字だった。それらのパスは決して基本的なものではなく、他の選手にはほとんどできない読みを華麗にこなしている。どうやら彼は頭の後ろにも目があるようだ」と絶賛した。

次に強調したのが、課題とみられていた守備面での実力だ。「小柄な選手は一般的に守備面で負担となる。だが河村は、それを逆転させて強みとなる方法を見つけた。最大の強みは、どんな状況でも全力を尽くすことだ」と指摘。「彼はバックコートで相手を捕まえ、ボールを奪えるチャンスがあれば、体を犠牲にしてでもプレーしようとする。NBAのセンターに体当たりすることも恐れない。また非常に素早いので、スクリーンをかけるのが難しい。こうした傾向はプレシーズン開幕戦でも顕著で、コートの守備面で大きなインパクトを残した」と守備面は弱点どころか〝武器〟にさえなると高く評価した。

課題として挙がったのが「NBAの3ポイントラインに適応する必要がある」。「河村はオリンピックでは優れた3ポイントシュートの選手で、40・6%の成功率を誇った。しかしプレシーズンではその調子がなかなか出ず、成功率は25・0%にとどまった」と分析する。だがこれに関しても「オリンピックではルディ・ゴベールやビクター・ウェンバンヤマを相手にシュートを放つことができた。彼はリリースが速く、フォームも良いので、最終的にはそこまで到達できると期待される」と向上は可能と太鼓判を押した。

河村の快進撃に期待は高まるばかりだ。

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