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【阪神】藤川監督が異例の名指しゲキ 覇権奪回のキーマンは「サード・佐藤輝明」

東スポWEB / 2024年10月23日 5時1分

佐藤輝明(手前)の練習を見守る藤川監督

藤川球児新監督(44)率いる阪神は22日から秋季練習を甲子園球場でスタート。火の玉右腕率いる新生阪神が秋晴れの空の下、いよいよ本格始動した。

現役引退以降〝準永久欠番〟として大切にキープされてきた背番号22のユニホームを身にまとった新指揮官は「選手、スタッフも『この番号の方が見慣れているし、こちらの方がいい』と言ってもらえた」と笑顔。約2時間の練習中はグラウンド内をあちらこちらへと歩き回り、これからともに戦っていく選手、コーチらとコミュニケーションをとることに努めた。

そんな中でも、藤川監督が覇権奪回のキーマンとして最重要視しているのはやはり〝あの男〟のようだ。練習開始前に球団施設内で行われたミーティングにおいて「しっかり姿勢を見せていけ!」と名指ししてまでゲキを飛ばしたのは、他ならぬ佐藤輝明内野手(25)。規格外のポテンシャルを秘める背番号8の本格的覚醒と意識改革こそが真の黄金時代到来のための鍵となる。佐藤輝も「しっかり課題を意識しながらやっていきたい」と新たなボスの心意気に応えるべく意欲を漂わせた。

この日は打撃練習前に内野の守備位置でみっちりと個別ノックを受けた佐藤輝。岡田前監督の意向でチームの三塁手に固定されてから2年が経過したが、今季の失策数は12球団トップの23。「入団当初守っていた右翼へ再コンバートするべきでは」との声も根強いものの、この日の光景を見る限りでは来季も三塁手として固定起用されることが濃厚だ。

来季へ向けた本格的な編成構想は24日に行われるドラフト会議の結果を受けてからになるが、虎の外野は不動の中堅・近本の存在に加え、右翼は森下、左翼は前川ら20代前半の若虎がレギュラーの座をつかんだ。チームのホットコーナーを託すに値する選手は、やはり佐藤輝ひとりしかいないだろう。鍛錬の秋、冬、春を乗り越えて「新生球児虎」を全力で支える。一年後の秋には2年ぶりの美酒で喉を潤す。

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