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【Mリーグのリアル何切る?】高宮まりの放銃回避からのアガリ 〝神選択〟を本人が解説

東スポWEB / 2024年10月23日 14時6分

10月10日第1試合 南1局0本場 東家・高宮まりの15巡目(1万9600点・4着目、ドラ=9索)

写真の場面であなたならどうする? 何を切る? 下にある【答え】を読む前にまずは考えてみよう。

落とせない親番でタンヤオ赤1のテンパイ。しかし、上家も3副露でテンパイ濃厚だ。持ってきたのは2萬…。

【答え=4萬】絶対に維持したいラス目で迎えた南場の親番。ましてや終盤15巡目ともなれば、危険と思っても目をつぶって「えいっ!」と切ってしまうことは、プロ・アマどちらでもよくあることだろう。ただしトップクラスともなれば、危険牌の解像度が上がり、勢いに任せた選択は減ってくる。高宮まり(格)は、タンヤオ・赤の変則三面張を崩して危機を回避すると、これが自身のアガリにつながる神プレーとなった。

高宮の待ちは4・7萬、2索という変則三面張で山には残り3枚。3索が3枚、場に切れており、2索はいわゆる「ワンチャンス」。待ちとしては優秀だったが、なにせ持ってきた2萬が園田賢(ド)に切りづらい。「終盤に差し掛かり、園田選手にも私にも通っている牌があまりにも増えてきた状況、かつ場に1枚も切れていなかった2萬のため、園田選手の最後の手出しの1萬が関連牌だとしたら、3萬を鳴いてないとはいえ手出しがひとつ入っておりその際に2萬を引いている可能性があり、2萬切りの選択はシャンポンにもリャンメンにも当たるかもしれない」と判断し、そのまま2萬は手牌に入れ、3枚持っていた4萬を1枚切り飛ばした。

2萬よりも4萬が安全と思えたのは「園田選手の6萬チーは、5567の形からの4・7萬待ちや、3457の形からの2・5萬待ちと、どちらの両面待ちもありえる状況なのですが、5索ポン後の最終手出しが1萬なので、122といったシャンポン待ちもあるので、2萬の方がより危険だと思いました」。さらに「裏目の2索を引いた場合も、安全にテンパイを取り切れることも考えました」と判断し、4萬切りとなった。

実はこの時、園田は2・5萬の両面待ち。高宮の4萬切りは大正解で放銃回避となったが、この後のツモはご褒美。もう1枚2萬を引き入れて、カン3萬待ちから2萬・2索のシャンポン待ちに変化すると、直後に白鳥翔(A)から2索がこぼれてロンアガリ。最高の結果が待っていた。

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