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【Mリーグ】腕+ツキ=鬼に金棒の堀慎吾選手 4連勝の決まり手〝ドラポン発進〟の狙い

東スポWEB / 2024年10月23日 14時6分

(C)ABEMA

【岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】

10月18日第2試合 南2局0本場=醍醐大(フ)、堀慎吾(サ)、中田花奈(B)、渡辺太(ド)

KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。チームメートの堀選手は開幕から絶好調で、18日の試合で個人4連勝を達成しました。大きかったのが2着目で迎えた自身の親番である南2局です。

2巡目にドラ9索を持ってきて、ドラドラ赤赤と高打点の種が揃います。4巡目に太選手からドラ9索をポンしました。

役は345三色ですが、この時点で萬子、索子ともいわゆる片アガリの状態です。自身の手の形は悪くなく、1メンツにリャンメン2つ、筒子889の部分も7筒も8筒も1枚も見えておらず、どうとでもなりそう。

だからポンできないよ、という人もいると思いますが、鳴くとまずシャンテン数は上がります。そして何よりもアガれば跳満というのが確定します。萬子、筒子で必要なのが6よりも警戒されにくく、使いづらく、山にいそうな3というのも大きいです。

親からドラポンが入り、最低でも1万2000点以上が確定したとあって、他家は警戒せざるを得ません。とはいえまだ役を絞り込むことはできず、索子の一色手や字牌、トイトイなどをケアするとなると、何も切れなくなってしまうのです。

堀選手としては周りに自由に打たせず手を止めさせて、3色ドラ5の跳満をアガリに行くぞ、ということです。結果的に最後は3索の片アガリの形となりましたが、これが3萬の方だったら、かなり盲点になります。堀選手の捨て牌などから考えると、まさか3萬が当たるとは思えませんから。また3萬はチーできそうな牌でもあります。仮に一人テンパイで流局となったとしても、上3人が競っていることを考えると、そんなに悪いことではありません。

ドラポンした後に自ら3萬を引き入れ、最終盤に山に2枚いた3索をツモって6000オールに仕上げました。この大きな加点により一気に突き抜け、そのままトップで試合を終えました。

堀選手はこれで4連勝となり、開幕から6戦5勝、トップ率83.33%と驚異の成績です。本人はよく「ツイてる」と言っています。もともと腕があるところにツイているとなれば、まさに“鬼に金棒”で、チームメートとしては頼もしい限りです。

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