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【ドラフト】阪神は上位3人オール投手指名 即戦力左腕・伊原陵人は「どうしても欲しかった」

東スポWEB / 2024年10月24日 18時46分

1位競合指名のくじ引きで敗れた阪神・藤川監督(右)

プロ野球のドラフト会議が24日に東京都内で行われた。阪神・藤川球児監督(44)は4球団競合で金丸夢斗投手(21=関西大)の獲得に挑むも、当たりクジを引くことはできず。外れ1位で伊原陵人投手(24=NTT西日本)を単独指名し、ひとまずは安堵の表情をのぞかせた。

テレビインタビューに臨んだ虎の新指揮官は「即戦力としてどうしても欲しい選手だった。ウチのキャッチャーはリードも巧みですし、彼らと組み合わせれば十分にゲームを支配してくれるはず」と伊原への期待を口にした。

金丸のくじ引きに臨んだ際の心境を問われると「ご縁があるかなと思いながら。彼の人生が幸せであることを願いながらですね。金丸も伊原も、どちらも元気にプレーしてほしい」と野球人たちの〝人間万事塞翁が馬〟が交錯する一日に思いをはせた。

伊原も金丸も地元・関西出身のサウスポー。即戦力左腕に重きを置いたチーム戦略がにじみ出る1位指名となった。

さらに阪神はドラフト2位で地元兵庫のプロスペクト右腕・今朝丸裕喜投手(18=報徳高)の交渉権を獲得。3位では最速156キロ右腕・木下里都投手(23=KMGホールディングス)を指名。上位3人の枠を投手に費やす思い切りの良さを披露した。

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